腕白ファームは 果実園と愛犬の児童館の複合施設です。
パパやママが ゆったりと寛げて 楽しい笑顔に成ると
 愛犬達も安心して 穏やかになります。
ドッグフィールド腕白を 更に進化させた施設 テラスカフェ 果実産直のお店 腕白ママのワッフル もっと楽しく もっと寛げる空間の提供を目指しています。

  
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2022年10月09日

チキントラクター

昨日の「沈黙の春」トークセッションで新たな発見・・・

昨日のトークセッションに参加された ま〜しゃさんこと藤谷さんは、接骨院をされ傍ら 養蜂縁や烏骨鶏の飼育をされています。
その紹介の中で 烏骨鶏の飼育舎を移動式にする事で 置いた場所の雑草を鳥達が食べ 更には土を蹴り耕し 鶏糞を肥やしにしてくれる・・・・
薬品も道具も使わない 理想的な自然な除草作用が期待できる・・・・と話されました。
このアイデア・・・・頂きます!

農園の果樹棚の下 余地で愛犬の社会化施設 愛犬の児童館を運営していますが 愛犬達に優しい 食べられる草・・・・牧草やクローバーの種をまいて育てていますが
雨が続くとどうしても 伸び過ぎてしまい 草刈が必要になります>
山羊の放牧も考えましたが・・・山羊は自己防衛が強いので 放牧飼育は慣れないと難しい 
犬達が特に牧羊犬が追う反応があるので・・区別しても・・・心配
鶏の平飼いも考えたけど・・・毎日 午前中はフィールドで 午後は鶏舎に戻すを繰り返す事になります
・・・・どちらも 難しいと諦めていました・・が・・・・これにら 出来そうな気がする〜

手押しタイプ(1羽用)

リヤカー様式(2〜3羽用)

移動式鶏舎
この移動鶏舎を各所に移動させ草刈をします その他の時 愛犬達が使用する時は 下の大きな鶏舎に移動 連結させて鳥達が動き回れる様にします。

移動可能の大型鶏舎
こちらは背も高くして人が入り世話が出来るようにします。
これも底無しにして草の上を動ける様にし タイヤを付けて移動可能にすれば 草の多い場所に移動させられます。  

施設の区別のゲート(扉)を通り 各所に移動することを考え 幅900mm長さ1800mmの寸法で設計をしてみました
底は全て空けて動けるスペース 右半分に中断を作り 休んだり 卵を産める場所を作ります
中断の横に扉を設け 卵が取り出せるように また 反対側の扉を開け大きな鶏舎と連結する事で広い鶏舎になる様式です。


−−−−−−−−【 お 知 ら せ 】−−−−−−−−−−
N.A.W 腕白農業研修会
(Naughty Agriculture Workshop)

農業体験者、農業研修(就農希望)の研修生を募集中
お気軽にお問い合わせ下さい
興味の有る方は 直接農園にご来園いただき 農業(菜園・耕作・就農など)について 夢や希望をお聞かせください
来園希望される方は 農園の開園時間内であれば 特に事前連絡は不要です。
火・水曜日(定休日)を除く平日は お昼12時〜午後4時まで 土日曜日祝日は 午前10時〜午後2時頃まででお願いいたします、尚 雨天日は休園しています。 
来園が難しい方 ご意見やお問い合わせは こちらのお問い合わせホーム でお知らせください

但し、腕白ファームでは 「体験農園」の参加者を募集していますが 一般的に公開、開放、公募された「賃貸借様式の市民農園」ではありません
あくまでも 農業体験、研修、実習を目的とした施設で 腕白ファームの会員者様、農業研修会参加会者様の限定施設となりますのでご注意下さい。
posted by 腕白おやじ at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年10月08日

沈黙の春トークセミナー リポート


稲沢市民会館

中ホール
この会場に来たのは 動物取り扱い業の更新講習以来かな・・・・

午前中は打ち合わせと 流れのリハ・・・・
壇上での体験は・・20年ぶり位 寸劇以来かな? 1000人以上の企画も15年 某経営者研修塾の時以来だね〜
確か・・・塾主のお誕生日を祝う会 約1000人の塾生でドンペリで乾杯・・・だったな〜
名古屋中の酒屋からドンペリを買占め・・・・あっ リポートの話題が脱線してる・・ 

定刻となり 開演・・・・MCの吉川さん 進行のきくちさん 流石にプロだね〜
最初の登壇は 山内さんの蛍の現実・・・
除草剤や農薬で住家を追われ減少 溝川で生息・・・と言うお話でした。
さて いよいよ私の登壇の順番です・・・ちょっと緊張〜
私の担当は「愛犬と除草剤」に付いてです 愛犬の散歩で道端の雑草を食べ 帰宅後嘔吐・・・どうした?・・・除草剤を散布された草を食べた事による中毒です・・・・・



約10分の持分の動画です

皆さんが 題材の趣旨に沿い多面のお話をしてくれるので 私は 除草剤の話しに託け 飼育法や飼育環境の問題をお話させて頂きました・・・笑

今回のテーマは 化農薬や化肥料・化除草剤の危険性や長年使用されて着た現在の状況を 蛍や蜜蜂等の昆虫・・そして小動物 飼育犬・・・更に 人にも影響があり 子供達の未来は・・・と問うセミナー


シンガーソングライターの齋藤ひさしさんによる「沈黙の春」の歌で エンディングとなりました。

今回は第一回目と言う事もあり 農薬や除草剤の危険性を問う・・・と言うより 現実はこうなんですよ〜と知って頂く事が目的でした・・・・・
しかし 聴講された方は やや少ないかな・・・農薬や除草剤の危険性について関心を持たない? 知らない方が多いと言う 現実も露呈したのかな・・・と思いました。

でも 内容的には素晴らしい内容で 聴講された方からもそう言った声は 多数寄せられたので 良かったと思います。
一石を投じる事は出来たと思います・・・今回は小さな石ころでしたが・・・
次回の開催の時には・・・今回の聴講された方の口コミで広まれば 倍の数に・・・そしてその次には更に倍になると思います
この問題に対し 何時か大きな岩を投じ 日本国内に波紋が広まる事を期待して・・・・


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posted by 腕白おやじ at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

沈黙の春60年後の現実シンポジュウム 概要


イベント案内
沈黙の春60年後の現実シンポジュウム チラシだけでは内容が・・・どんなお話が聞けるのかな?・・・そもそも「沈黙の春」・・・っ何?・・・ですよね
シンポジューム トークセッションなどの概要を少しお知らせしたいと思います。

当日のプログラムは未だ入手で来ていないので 実施概要が解りましたのでお知らせしますね。 

実施概要&プログラム
画像クリックで大きな画像が見られます
MCはタレントの吉川幸子様が トークセッションの進行役には きくち教児様が担当され 2部構成で開催されます。
一部と二部の間に ミニコンサートには 愛知県出身のシンガーソングライター齋藤ひさしさん
トークセッションに出演される皆さんは以下の方々です

イベント主催者今井様・進行 きくち様 トーク 山内様

トーク 長橋 トーク山田さま タレント齊藤ひさし様

トーク 大嶽様 大室様 藤谷様 MC吉川様 
上記画像をクリックすると大きい画像が見られます
トークセッションの内容は 最初に 地元で蛍の保存会をされている山田さんが 蛍の現状に付いてお話をされます
続いて 腕白ファーム&フィールドの私が 除草剤の危険性についてお話します。
次に 山田養蜂場の山田さんが 除草剤で日本蜜蜂が死んでいる現状を話されます。

難しい話ばかりでは飽きちゃうので ここで・・齋藤ひさしさんによるミニコンサートがあります
そして第二部では、現農薬でお米を作っている 大嶽農園の大嶽さんから
そして ナチュラルスクールランチアクション 学校給食に有機栽培の食材をと活動されている 大室さん 養蜂も手がけている 藤谷さんも加わり お話が盛り上がりますね 
最後に 主催者の蒲エの瞳 今井社長が 化農薬や肥料・除草剤の危険性を訴えられます
 
こんな感じで 進められるトークセッション型のシンポジュームに成ると思います
担当される方が どんなお話をされるかは 当日になってみないと解るりませんが・・
既に60年前 レイチェル・カーソン(生物学者)が 化農薬や肥料・除草剤の危険性を訴えられいました
日本でも農業協同組合 JA農協が発足し 農産物の安定生産 収穫量を上げる為に 化農薬や肥料・除草剤を推奨 田畑には50年余り 蓄積され続けています
また 日々スパーなどで購入する野菜やお米には、人体には無害と大量の化農薬や肥料・除草剤が使用され 付着しています。
農林水産省 農業協同組合 農薬工業会etcは 人体に無害と言いますが 食す事で人体にも微量に蓄積されて居る事は事実です
現に 昔は何処の田圃にも居た虫達 用水や溜池に居た蛍が 日本蜜蜂が減少している現実は 間違いありません
この事実を 皆さんに知って頂きたく このシンポジュームは開催されます
是子皆さんと 一緒に考えませんか・・・・

シンポジュームに参加を希望される方は 沈黙の春60年後の現実シンポジュウムのチラシ 裏面(チラシの下の画像)参加申込書に記入して 龍の瞳シンポジューム実行委員会宛に 0576−54−1836 へお送りください
申込書を送らなくても参加は可能です(但し 会場定員数に達した場合は申込者様優先に成る場合があります)
posted by 腕白おやじ at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

沈黙の春60年後の現実シンポジュウム

先日来園された 株式会社流の瞳代表取締役社長 今井隆さんは レイチェル・カーソン「沈黙の春」を題材に 今年の秋 10月8日土曜日 14時〜16時 稲沢市民会館でシンポジュームを開催されます。

沈黙の春シンポジュウム
一般参加は無料で、何方でも参加が出来ます。
野菜やお米等の農産物を購入し 食する消費者の皆様に知って頂く為 感心を持って頂く為のシンポジュームです。
当日は 講演の他にパネラーの方と、参加者による意見交換、質疑などの「トークセッション」も行われます。

トークセッション
化農薬、化肥料による問題 危険性 疑問などを発表、質疑するトークセッションに参加する事も可能です。
チラシ画像をクリックすると チラシ・トークセッション参加申し込み書のPDFファイルが開きます 印刷しシークセッション実行委員会に参加表明下さい。

今井様は 同様のテーマで 「みどり戦略」未来シンポジュームで 農業者・稲作生産者に向けて講演もされています

土が死にゆく時代 危惧
農産物は、年中安価で安定供給する為に 必然的に農薬や肥料を慣例的に大量に使用し 生産されています。
本来の土が 農薬で消毒・汚染され 肥料を大量に使用する事で 土が痩せ細り 土が死んでゆくと訴えられています。

この問題は 農産物を作る農家さん 生産者だけの問題ではありません、安価な野菜を求める 需要が有るから それに見合う価格、量を生産し供給する為に 大量な農薬・肥料が使用される訳ですから 消費者の方も一緒に考える大切な事柄だと思います。

食料品の国内受給率は カロリーベースで38% 生産額ベース66% と言われています
カロリーベースとは 食物のカロリーで計算した場合 輸入に依存している分が62%と言う事に成り
生産ベースとは 国内で生産される金額と 輸入金額の割合で表されています
国内の受給率は 米97%、野菜79%、魚介類52% 牛肉35%、豚肉49%、鶏肉64%、鶏卵96%、牛乳・乳製品59% 小麦16%、大豆6%、油脂類13% が代表的なものです
従って 国内で自給されている物はカロリーの低い物が多く 肉や油脂類などカロリーの高い物は輸入されていると言う事です。

コロナ過やロシア侵攻等と円安で これなの輸入価格が高騰し 市場価格も高騰しています あらゆる物が値上がりしています。
唯一国内自給率の高い 米や野菜類が 死に行く土で若し生産が出来なくなったら・・・正に 市食糧危機になります。

しかし 農薬や肥料を極力使用せず 自然由来の有機肥料で 自然栽培をする事で 環境も保たれ 土が従来の肥えた土に戻れば 今後も将来も生産は続きます
しかし 現在でも有機JAS認定農産物は 一般の慣例農法産物より 耕作の手間 収穫量が少ない為 2〜5割り増しの価格と成っています。
自然にも優しく 人にも安心で安全な農産物を、消費者皆様が求めない限り 間違いなく 何年後か先 食糧危機は訪れます。

是非 この機会に この問題に付いて一緒に考えませんか

レイチェル・カーソン「沈黙の春」
60年後の現実シンポジューム
日 時 / 2022年10月8日土曜日 14時〜16時 
会 場 / 稲沢市民会館
入場無料 何方でも参加出来ます


興味の有る方 参加を希望される方は 腕白農園にてお尋ね下さい
お問い合わせは 腕白農業研修会 一宮市市民活動団体ノーティーファームの「お問い合わせフォーム」より ご連絡下さい

腕白農園は 農協が推奨する栽培方法をせず また農林水産省の有機JAS認定を受けない 無農薬無肥料の昔ながらの自然栽培農家です。
市場流通(農協へ出荷)が出来ない為 無農薬無肥料の安心で安全なお米や野菜を求める方に 農園にて直接販売のみとなっています。   



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posted by 腕白おやじ at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年10月04日

独立起業から22年・・・

私は以前 某経営者研修塾で、経営の勉強(約18年間)をしていましたが・・・・
自身のスキル 能力は 経営者としての資質? に欠けると 自己分析し 
経営者と言うより 職人が合っていると悟り退塾 現在の農業と愛犬施設を営んでいます

退塾後も、経営者研修塾で知り合った方 幾人かの方と交流は続けています
その中のお一人 経営に関するセミナーなどをされている方が 毎日Zoomで 一言セミナーをされています
粗 毎日聞いています なかなか面白く 楽しいです・・・
今日は910回で 【事業で商品・サービスは必須ながら、商品・サービスだけから入る事業は大抵失敗するのは何故か】と言う題材でした
正に 私が起業して失敗をした理由・・・でした 笑

私は 兄弟で営む建築関連の仕事から 40歳の時 独立し起業をしました
その理由は
@ 兄が社長で私はbQ 社長の目的を支援する 若しもの時の補佐であり予備・・・・は 社長の息子が担当できる年齢に成った
A 大学を卒業し勤めた仕事で得た技術・・・スキルを試してみたく成った 世に通用するか 

その時も今も、技術・・・スキルは十分に有ったと 思っていますが・・・戦略の失敗・・・結果 自己満足に浸って居ただけでした・・・笑

その失敗をする事で 今日の題材 【事業で商品・サービスは必須ながら、商品・サービスだけから入る事業は大抵失敗するのは何故か】の答えが見えた事は成果だった 高い授業料を払ったけどね・・・笑
この失敗を期に 自分の得意分野で顧客の求めるニーズに答えられないかと・・考えました 
そのヒントを下さったのが、経営者研修塾の塾主の言葉「貴方は物作りが合ってますね」でした。
それ以来 地道に商い(有る意味何でも屋 商品に拘らず求められるサービスを受けてやる)を続けて行きました。
(起業店舗の廃業 借金もあり・・・何でも仕事にして行かないと食べてゆけない・・切羽詰っての商いだったけどね〜本当のところ・・・笑)

チャンスは遣ってくるんだよね〜〜
商品ありきで商いを始めても 販路が出来ていなければ 売れない・・・時間が掛かり資金ショート
幾ら良い物でも お客様はその道の素人・・その良さは実際に使わないと解らない・・・在庫に成る
求める物こそが商材と つくづく知らされていたからね・・・

その頃は丁度 DIYが流行りだした頃 庭に小屋を建てたい 愛車の車庫趣味の部屋を作りたい・・と言う ニーズ・・・・夢を叶えるお手伝いなら出来るなと、考えたのです 
一般的な建築業・工務店は 一括請負で部分受注は基本しないから その狭間を仕事にした訳ですね
建築業に携わっていた経験とスキルから DIYの支援 素人の方では難しい部分(躯体組み立て)を手伝い お客様が出来る範囲(内外装麴)はお客様自身が行うと言う感じかな・・
お陰さまで そこそこ受注もあり・・・親の責任 息子の学費を捻出する事がで出来ました

DIYを希望する方は 愛犬飼育者が多く 建物を作る時に出る端材で、犬小屋を作りサービス品(無料提供)にしていたのが・・・話題となり 知り合いの方から 犬小屋の製作依頼が舞い込む・・・
ホームセンターなどで販売されている 小型中型犬用の様式では無く また販売されていない大型犬用の小屋の依頼が多く舞い込んで来ました

お客様からのニーズに答える為にと 趣味の小屋・トレラーハウス・大型犬の小屋等の展示場を開設
郊外の敷地なので余裕があり 余地をドッグランに 商談中愛犬の遊び場が始まりでした
その後 お客様が友人を誘い遊びに来られ ドッグランとしての営業が始まりました。
必要に駆られ 犬の生態 犬学 犬の行動学等を 我武者羅に独学で学び 飼育管理士の資格を得ました

DIYも流行から現実になり ホームセンターなどで 素人以上玄人未満の工具類が多様に販売 資材も種類が増え 中にはホームセンターがDIY支援を始めかけた事もあり
矛先を DIY支援が主だった事から 愛犬の飼育支援に移行 DigField腕白の始まりです

そして 東北震災の発生 環境省から災害時は基本 ペット同行避難が指針として発せられた
愛犬と暮らす 愛犬家にとって家族同然の愛犬 災害時どう守るかが問われた・・・・これも有る意味ヒントでした。
災害時愛犬と共に避難 その自助法・共助法を伝えるのに 借地での仮説避難所では 問題の解決にならないと感じ 自己所有の施設を模索・・・

理想的な自助法とはなんぞや・・・と突き詰めると・・・
訴える自身が 啓蒙する自自身が 実例となる自給自足が賄える環境・・・災害時にも強い生活環境の整備と成る
その術とは・・・・田畑で穀物や保存可能な植物を育て備蓄 有る程度の広さの敷地を要し避難場所としても使える環境・・・
自身の年齢を加味し 若くは無い・・老後の事も考え それが 郊外移住の農家だった

一念発起 今までの事業を清算 自宅を売却し資金を捻出 新規就農をして農地を購入 農地の程近くに自宅を構え 農業を生業とし その余地で愛犬の施設を営む 現在の生活環境であり仕事と成った訳です。

この20年間 お客様の求める事 ニーズを仕事とし営んで来ました
ビジネスで言う商材 商品ありきでは無く 消費者ありき 顧客様が求める物を事を 提供したりサービスする事を商いとし 移り行くニーズに合わせ進化させてきました。
集客と言いますが 顧客を集めるのではなく 必要とする顧客が集る空間の提供 環境を整備すれば 必然と人は集まるのだな〜と感じています 
 
正に 【事業で商品・サービスは必須ながら、商品・サービスだけから入る事業は大抵失敗するのは何故か】ですね

皆様のお陰で20年 愛犬に助けられ10年 私は何もしていません 皆様から得たヒントのまま進んで来たのが全てです
今有るのは 皆様のお陰です 有り難うございます 感謝・・感謝です
そして その事を気付かせて頂いた 諸先輩 経営の勉強をさせて頂いた仲間に 感謝です。

独立起業から22年(2000年10月)、DogField腕白から11年(2011年11月1日) 腕白ファーム&フィールドで6年(2016年4月)
節目の 愛犬の施設開業は11月1日 わんわんの日です・・・笑
皆様に感謝する日 収穫を感謝する日・・・・収穫祭は 11月中旬に開催します 宜しくお願いします。
  

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posted by 腕白おやじ at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年09月26日

郊外移住・・何時する? 今でしょ!

コロナの影響 ロシア侵攻の影響 等などに伴う円高影響・・・等から 物価 あらゆる物が値上がりしている
自動車なども 新車価格が高騰、納期に時間を要する事から 年式遅れ 新古車 3〜5年以内の車が高価で取引されているらしい

新築一戸建ての建築費も 同様に値上がりを続けているが 近年のウッドショック? 材料の輸入難などで更な上昇している様だ

(参考:経済産業省「どうなったウッドショック?」)
建築費の主とも言える 木材費だけでも この一年で 粗培の価格に上昇している

2021 年は 2016 年比で 12% ほど高い水準
コロナ過&ロシア侵攻で近年は更に鰻上り状態

2021年〜2022年3月で 15%上昇
2011年を基準とすると、2022年3月の建築工事費は 34% 以上も上がっています。
約 10 年前の坪単価が 60 万円なら、現在は約 80 万円ということになります。
一般財団法人 建設物価調査会 資料を参照)

加えて 物価が上昇しているという事は 地価・・・土地の評価価格も上がって居ると思われます。
実際 愛知県の住宅地は、アベノミクス以降の、この9年間で6.5%上昇したそうです。
また、2021→22年の公示地価については、住宅地は前年比で1.0%のプラス、商業地は1.5%のプラスとなっている様です。
(愛知県の公示地価 参考:国土交通省 地価公示

一宮市の住宅地は、この9年間で5.4%上昇しています


一戸建て住宅の評価は 築年数で随分異なり 一般的には築2年で9割、築10年で5割、築20年で0と急速に売却した際の相場価格が減りますが 住宅地の利便性 駅の近くや近隣の商業施設などの条件 売り易い 買い人気の有る場所で異なります
更に 地価の上昇率を加味し 建物評価+土地価格+利便性で異なります。
築20年を超えると随分安価と成りますが 築10年前後では 条件によっては意外と高価で取引されます。

移住の条件の一つ 農地はと考えると 農地には大きく2種類あり 調整地域内用地と生産緑地内農地とあります いわゆる宅地転用の可能な白地 宅地転用に条件が有る 青地です
農地の購入で 白地は転用可能なので農地であっても 市街化地域や郊外で随分異なります
逆に 青地は基本農地転用が出来ないので 比較的安価に売買されています。 

街中の利便性の良い住宅には やはり人気が有りますが 価格高騰で新築を諦め 築10年未満の程度の良い中古物件 または築20年未満で安価な物件 差額でリノベーションと考える人も増えています。

最近では コロナの経験から 在宅ワークも増え 環境の良い田舎 他市や他府県への移住も増えています
田舎でのんびりも良いのですが 親兄弟・親類・幼少期の友人・趣味や仕事の仲間と遠く離れた地に移住は 当初は良いけど・・・将来や老後を考えると・・・・疑問が残ります。
確かに 移住先の中古物件など予算的に安価と思いますが・・・とうかな

前回からお話している 郊外暮らし&農家暮らしのお奨めは 生まれた街の郊外なので 親兄弟・親類・幼少期の友人の近くなので離れる事も無い 特にお子さんには友達は大切な財産でもあります
郊外暮らし&兼業農家をする事で 半自給とは行かないけど 自家栽培の安心で安全な野菜が食べられる 家計も助かる 
その気があれば沢山栽培して、マルシェやネット販売 同様の仲間と販売する事も可能 生活費の足しにも 長い目で見れば 田舎移住の差額の一部を補える事にもなります 

愛知県の生産緑地の分布図:名古屋市が最も多く、次いで一宮市、豊田市、岡崎市の順
一宮市は
しかし「生産緑地の2022年問題」・・1992(平成4)年に生産緑地法が改正されたときに指定を受けた生産緑地が、30年を経過する2022年に一斉に指定を解除されることによって、不動産市場の混乱や都市環境の悪化などが起こるおそれがあるとされている問題があります。 
従って 生産緑地 青地が解除されると ある条件下での転用が可能となり 農地の価格も変動する恐れがあります

有る意味 今は、郊外移住のチャンスかも・・・ 
兼業農家ななる方法は 過去の記事を参考にしてください。
新規就農 郊外移住しての自己評価 
新規就農と郊外暮らしの問題点
経験から 郊外移住&新規就農の方法
四季に渡る栽培知識と栽培実務経験 

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posted by 腕白おやじ at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年09月25日

幸せって何?

来園される方に 貴方はどんな生き方(暮らし)がしたい?・・と、尋ねると 
「美味しい物が食べたい」「広い家に、庭付きの家に住みたい」「旅行がしたい」「〇〇〇に乗りたい」・・・趣味や遊びごと が続き 「贅沢がしたい」と続きます。
更にその為には「お金を稼ぐ」「お金が欲しい・・」・と、続きます。

それって欲求や欲望ですよね それらが得られれば?どうなる?・・と尋ねると
「満たされる」「満足」「安心だから・・」・・・と、返ってきます
満たされ 満足するはどう言う事?って尋ねると
「夢が叶った」「理想的な暮らしが得られた」・・・と、続きます
夢が叶ったらどうなる?と尋ねると
同じ言葉 言葉を代えて 同じような言葉が 繰り返し続きます。
でもね 欲求が叶っても きっとその上 それ以上を求めない? と尋ねると
「良い暮らしがしたいから」「上には上が有るから・・」・・・と成ります
芸術家や哲学、科学者の方なども、一つ叶うと、見つけると、達成するとそれ以上目指しますよね 切が無いよね・・・・と言うと
「限りなく探求」とか「生甲斐」「進歩や成長こそが・・・」と続きます 
素晴らしい事ですが 永遠に満たされないよね・・論点が一寸ズレてますよね・・・・
改めて どんな生き方(暮らし)がしたい?・・と、尋ねると 
・・・・・・言葉が出尽くしたのか・・・言葉に詰まってしまいます。

そこそこ儲けて(お金を得て)そこそこの家に暮らし 美味しい物が食べられ 妻や子供いて 仲間が居て 適当に趣味やご娯楽が出来たら どうなの?と尋ねると
「楽しい」「嬉しい」・・・・と形容詞が続きます
それで・・・・と尋ねると
「幸せ」・・・・と やっと出てきました・・・・笑
そう 貴方はどんな生き方(暮らし)がしたい?と尋ねると 概ねの人は頭の中で「幸せになりたい」と思うのですが その為にはと・・・と 方法 手法が先に出てしまうのです。 

私も若い頃は 商いを繁盛させ 平均所得を超える所得を得て 衣食住に不自由なく 適度に余暇を楽しめる生活水準と環境を得る事が ・・・と思っていました・・・・50歳を過ぎるまでは
40歳を過ぎた頃 子育てと起業した仕事に追われ 我武者羅に進み 体調を崩し入院 廃業 離婚・・・どん底でした
独りになって ゆっくり考える時間が持て 思いましたね
自身の健康と暮らして行ける「そこそこのお金」が得られる仕事があれば 幸せだよな・・と
それ以来 自分の得意な事をしよう 好きな事をしよう〜と、物作りを仕事に 息子の学費と、自身の食い扶持程度が稼げる範囲で ゆっくりと歩んでみました。
そして 息子が大学を卒業 親の義務を果たし 今度は愛犬達の為に借地でドッグランを初め
愛犬達が老犬に成った時 自身の老後の仕事と年金生活 災害時の事・・・あらゆる事を考え たどり着いたのが 55歳早期定年退職 郊外移住の自家消費農家でした。

自家消費農家ななる方法は 過去の記事を参考にしてください。
新規就農 郊外移住しての自己評価 
新規就農と郊外暮らしの問題点
経験から 郊外移住&新規就農の方法
四季に渡る栽培知識と栽培実務経験 

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2022年09月24日

郊外暮らしと兼業農家のお奨め

私の論ずる 郊外暮らし&新規就農とは
農家に成り 農業を生業とし生計を立てる 生産農家 農業者のお勧めではありません
勿論 農業を生業と志し 目指す方も私は支援しています

生涯幸せな暮らしを営む
自然豊かな環境で暮らし 安心で安全な野菜などを自ら育て、それらを食し 免疫力UP健康維持、定年退職後も気ままな仕事をしつつ 安定した老後の第二の人生を満喫できる・・・生活 環境を築く
その 一つの方法が 郊外暮らしの兼業農家生活です。

本気で農家を目指し新規就農を志す方 親の代から農業に携わる方からすれば ふざけるな! と言われるかもですが・・・
私に言わせれば このスタイル 生活環境こそが 本来の日本人のスタイル 姿だと思います。

以前にも書いたかな? 百姓とは 百の姓を持つから、百姓と書きます。
その昔 武士 商人 百姓が居ました 武士はそのまま武士 商人(しょうにん)とは物を売る、商いを業とする商人(あきんど)
そしてその商人の下請けの仕事 大工・左官・傘や篭等の職人、や小さな商い商店 飲食や業商など・・あらゆる職業に携わっていたのが百姓
農耕作の耕作・収穫時期は農家として農作業をし その他の時間、時期は他の仕事をし 生計を立てていた 多様な種類の仕事 あらゆる職種 数十・・数百の職種から 
そもそも百姓には姓が無く 篭作りの玄さん・大工の松さん等と 職種=姓・・と言う事から 百姓に成ったと言われています 
農業・その他の職は生きてゆく為の業で、正とか副は無かった いわゆる兼業農家が普通 当たり前だった。

時代の流れの中から その他の業であった仕事だけで 生計が立てられる様に成り 農業を辞め、農地を売りその仕事が生業と成って 事業者に成りました。
一方 小さな農地の人は農業を辞めた人から譲り受け また農地を持たない者は 大規模農業者の小作人となり 精を尽くし認められた者は分家 暖簾分けして 農家となり農業者に成った訳です。  

過っての武士が無くなり 武士や商人が政治を司り 他の商人は企業となり 多様な職種で生業を立てた人が今日の事業者となり そして農業者と成って 明治・大正・昭和となって来た訳ですよね

そんな中 昔から農業に携わる者が 世代が変わる中 子に相続や分家し、更に分家し小規模農家に成り 農業だけでは食べて行けないからと 農業を補う為に副業を初め兼業農家が増えたのか 現代農家

元々は 農業者の多くは兼業農家だった・・・全国民の大多数が兼業農家だった訳ですが・・・
この流れから 元々農業者は農業を補う為の副業は認められ 一度農業を辞めた者が副業として再農業を始める事は認められていない・・・変な話と思いませんか
何か 俺達はずっと農業を続けてきた 一度辞めた奴には農業をさせない・・・と言っている様にも見えませんか?

今日 農業で生計を立てられない 高齢で続けられない と農業を廃業する方が多い
更に 親が農業者で農地を相続しているけど 農業を継ぐ気が無い 農地をお荷物とし 代行業者に丸投げ 中には広大な農地を趣味の遊び場にしたり 農業以外の目的で使用したり・・・小規模な農地は無耕作放置・・草茫々・・・
死んでいる 生かされていない農地が沢山あります 可愛そうな農地が沢山あります。
なのに・・・・異業種やお勤め人が 副業で農業を始める事は認めない 拒み続けている・・・・
それにも やはり理由があります

高度成長期 人口の増加に伴い 町や村は市街化し 農地を潰し宅地にして家を建て 市行政は商業・工業の誘致をを進めた 結果農地が予想以上減る事に成った
それをくい止める為 市街化調整区域 農業専用区域など 区別を計ったが・・・・法の透き間を巧みに使い 不要な農地転用、悪徳不動産業者が斡旋し 農家申告(就農)農地を購入、数年後に農業廃業し農地転用し 住宅やその他の建物を建てたり・・・歯止めが付かなくなり 規制が強化された

結果 市(農業振興課)と地元農業者(農業委員会)が 農地を守る為に 新規就農のハードルを上げて来た・・・が 今では保身の行為化となり 農業を衰退化させてしまったと言っても 過言ではないと思います。

私が実際 新規就農を目指し 農業者になって この6年・・これらの事がひしひしと感じられます。
もう一度 昔の様な 正副の無い兼業農家が増えても良いのでは その方が将来の日本の為ではないかと思うのです。

私の言う 郊外暮らし&新規就農とは 
正副に捉われず お勤めや個人事業と平行して 農業も営む 兼業農家のお奨めです。

旦那さんには今までとおり 個人事業やお勤めを続けてもらい 週末農業の兼業者として 奥さんはパートやお勤めの代わりに 農業を専従者として 兼業農家生活
夫婦共稼ぎで生計を立て 衣食住を賄うのではなく 旦那さんのお勤めで生活の必要品 依住を賄い 二人で農作物を育て 食を賄う 半自給?・・・4分の一自給かな・・・
農作物を育てる為農地の近くの 自然豊かな郊外で暮らし 無農薬無肥料の安全で安心な作物を食し 免疫力を上げ健康に暮らす・・・良いと思いませんか

この様な兼業農家は 元々農業のみで生計を立てる訳では無いので 農業法人が手を付けない小規模農地を、数か所 耕作する程度で良い訳ですね 耕作放置や遊ばせている農地が生かされる事になります。
農業者の定義は、「農地基本台帳」に登録され、経営耕地面積が10アール(1反300坪)以上の農業を営む世帯 または農産物販売金額が年間15万円以上の世帯とあります。
愛知県で新規就農の場合 20a以上と定められていますが 全てを保有する必要はありません 上記の10a程度を購入 残りは農地の委託受託管理でも可能です。

こう言った兼業農家さんが増え 耕作に慣れ自家消費以上の収穫が得られたり 農業が楽しくなり生産販売意欲がわけば 同様な兼業農家さんが複数家集まり 同一出資し法人化も可能ですよね
一家庭で生産農業者を営むより 複数人で生産農家や直売をした方が負担見少なく 現代の農業に見合っていると思います。

現在の農家さんは 農協(JA)指導の<、化肥料・農薬・除草剤を多量に使用する慣例農法をされています
昨今の物価上昇 ロシア進行の影響 様々な要因で農業運営も厳しくなってきています
また 化肥料・農薬・除草剤の危険性も今後大きく指摘されて行きます 10月8日に開催されるセミナーもこの題材です。
何も育たなくなった農地を抱え廃業する農家さんが増え 食糧危機が近い将来訪れるかも・・・ 

将来を見据え 郊外暮らしと兼業農家も 悪くない選択と思いませんか・・・

関連する 過去記事は以下の通りです、参考になればと思います。
新規就農 郊外移住しての自己評価 
新規就農と郊外暮らしの問題点
経験から 郊外移住&新規就農の方法
四季に渡る栽培知識と栽培実務経験 
小規模農家と副業を営み 郊外暮らしは楽しいよ〜〜


−−−−−−−−【 お 知 ら せ 】−−−−−−−−−−
N.A.W 腕白農業研修会
(Naughty Agriculture Workshop)

農業体験者、農業研修(就農希望)の研修生を募集中
お気軽にお問い合わせ下さい
興味の有る方は 直接農園にご来園いただき 農業(菜園・耕作・就農など)について 夢や希望をお聞かせください
来園希望される方は 農園の開園時間内であれば 特に事前連絡は不要です。
火・水曜日(定休日)を除く平日は お昼12時〜午後4時まで 土日曜日祝日は 午前10時〜午後2時頃まででお願いいたします、尚 雨天日は休園しています。 
来園が難しい方 ご意見やお問い合わせは こちらのお問い合わせホーム でお知らせください

但し、腕白ファームでは 「体験農園」の参加者を募集していますが 一般的に公開、開放、公募された「賃貸借様式の市民農園」ではありません
あくまでも 農業体験、研修、実習を目的とした施設で 腕白ファームの会員者様、農業研修会参加会者様の限定施設となりますのでご注意下さい。 


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posted by 腕白おやじ at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年09月23日

四季に渡る栽培知識と栽培実務経験

前回の記事 経験から 郊外移住&新規就農の方法に付いて 書きました

新規就農には 
1.先ず 地元の市役所内農業振興課に 新規就農の意思表示をします 相談ですね。
農家になるには 耕作する農地の取得が必要ですが 農地は農業資格者でないと 借りることも買う事も出来ません
2.農地を購入する「農地法3条の届け出」と 農業者資格を取得申請が必要になります。
様式は 農業振興課で頂けます 書類の中には 農業計画(どんな作物を作り農業を始めるかの計画)と営農計画(農業をこの先も永続的に続けて行く計画) 購入する農地の地図 その他必要なものになります。
3.この申請書を基に 地元農業委員会の面談に進みます
承認が得られると 農地法3条農地購入の許可を 知事に届け承認されて 初めて農業者となります。
これは 私が申請、受理、認可の書類です

農業委員会の承認の条件とは、
@農業計画(何を栽培し農業を始めるか) 
A営農計画(継続してゆくため方策や拡張等の計画) 
B四季にわたる栽培知識と栽培実務経験から 継続的に農業が続けられるかの根拠の確認 
C推薦 Bの知識や経験の証人 経験先や卒業した学校 特例として有識者の推薦も含まれます 
D意欲本気度 A〜Bの信憑性の確認 
となります。

昨今では @の農業計画やAの営農計画は ネットなどで色々と調べられ 机上でも計画は容易に立てられますが・・・
Bの四季にわたる栽培知識と栽培実務経験は 実務なので 地元自治が指導する農業塾(2年) 農業学校を卒業する・農業法人又は認定農家等で 数年の就労実務経験が一般的です。
高校や大学の進学から農業学校ら進学 転職し農業者を目指す為の修行 元々親が農家で定年退職後の仕事として学ぶ方には 良いのですが・・・
そもそも この栽培知識と栽培実務経験とは 標準的な作物 稲・麦・露地野菜全般を 一年を通じ 春植え夏採り 秋植え冬採り 翌春採など 栽培には多様で季節がありますから その知識と栽培実務となると 通年を渡ると 少なくとも2年を要します。

現在 職業を有する「お勤め」や「個人事業」を続けながらは・・・塾や学校も 就労経験は ほぼ無理ですよね
「栽培知識」と「栽培実務経験」ここが 一番の問題点になります さてどうする・・・

方法は2つあります 
1.農業栽培品目を特化 1〜2品種に絞り 他には無い栽培法と販売方法 いわゆるビジネスで言う ブルーオーシャン戦略ですね 上手くやれば未経験就農も可能です、年齢的に時間が無い方にお勧めの方法です。
2.現在の仕事と併用して農業知識や実務経験を養う方法 時間は必要ですから 30代や若い方にお勧めです。

私は 時間を費やす事が出来ないので 選んだは1の方法です。
約20aの農地を 造成しブドウ栽培に適した丘陵地を作り 栽培をする
収穫までの期間また 収穫可能後も 工作時間外に栽培棚の下 余地を活用し愛犬の社会科施設を営む事で 農業収入を補う
観光農園 愛犬の社会科施設を営む事で 栽培品の購入顧客を確保が可能
小規模ブドウ栽培には 農業機器(トラクター等)は不要で資金的に継続が可能
順次 農地の購入は資金的に負荷があるので 休耕地無耕作農地の管理受託をし 耕作規模を拡張する・・など でした。

同様な様式で 新規就農を果たし 現在も継続し農業をされている方も多くいます
 ブルーベリーの観光農園事業 水耕栽培によるトマト栽培農家 菌床栽培のしいたけ・・・等々
一種特化 斬新な栽培法 同一地域に競業他社が居ない 更に販売法が既に確立されている事が条件です。
幾ら 特化同類競合が居なくても 販売先が不明では 説得力に欠けます
更に 農業委員会の役員 面談員全員を納得させられる、根拠と熱意が必要です。

もう一つの方法は
将来 新規就農し郊外暮らしを夢見る人は 少なくとも5年 10年の計画を立て 私の農園で知識や実務経験を積む方法です。
過去記事 郊外移住&新規就農の方法でも書きましたが 若い頃は街中で子育てをし 子供が高校生に進学する頃に 新規就農郊外暮らしを計画すれば 準備期間を5〜10年できます。
腕白農園は就農6年 未だ経験はは少ないのですが 所有農地750坪と受託管理農地約840坪 約5反の農地で耕作し 収穫物の販売もしている農業者です
経営耕地面積30アール以上 または農産物販売金額が年間50万円以上であれば、ある程度の定義に該当しますと定められていますので 腕白農園で知識や実務経験を積む事は可能です。

最初は 1〜3畝 家庭菜園の延長程度から 耕作地の一部を指導の下任せられたり ある程度経験が積め意欲が増したら 小規模農地(100坪程度)を担当するなど 
徐々に 今の生活や その他の要因を考慮して 今までパートをしていた時間、給与分を自家栽培で賄う事で 実務経験を積む事も可能です。 
農業従事者とは 満16歳以上で1年間に農業に従事した者をいう と定めが在るので該当します。 

また 農家の定義には 「経営耕地面積が10アール以上の農業を営む世帯 または農産物販売金額が年間15万円以上の世帯」とありますので 腕白農園で管理受託する農地一反(10a)を 担当し耕作経験を積む事で B四季にわたる栽培知識と栽培実務経験から 継続的に農業が続けられるかの根拠になります。
条件によれば 移住候補地の近隣農地(将来購入予定農地)を 農業者の腕白が借りたり 管理受託し耕作をすることも可能です。

これで @〜CまではOK あとは 本気度をしっかり伝えられれば 就農許可は得られると思います。


新規就農 郊外移住しての自己評価 
新規就農と郊外暮らしの問題点
経験から 郊外移住&新規就農の方法
郊外暮らしと兼業農家のお奨め

posted by 腕白おやじ at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

経験から 郊外移住&新規就農の方法

前回の記事では 郊外暮らし&新規就農するには 色々と問題点があります・・と書きました。

その中に 新規就農は基本 生業を農業とすると成っており 現在の商いを主に農業を副業として新規就農はは 基本出来ない。 
しかし 農業を生業とし 農業経営を補う為 継続営農する為の 副業は認められている また兼業農家も認められている。

この部分を逆手に撮り 「農業計画」=新規就農で何を栽培し どう顧客を確保し利益を得るか と「営農計画」農業を継続的に続けて行く為 不足分を補う副業、事業規模を拡張するて行く為の計画で 私が現に 新規就農し 郊外移住を果たし 食べて行ける環境を手に入れています。

ただ 私は55歳で就農 子供も就職し所帯を持ち独立 既に養う義務を果たし この先は妻と2人で悠々自適な生活を送るだけなので 事業収益(所得)を抑えても 何の問題もありませんが 40代 子育て世代の方とは異なりますからね

でも 計画を少し考えれば 子育て世代の方でも十分な収益(所得)平均的な生活水準は保てると思います
前回の記事「新規就農 郊外移住しての自己評価」で書いたとおり 私の場合は、生活に必要な分だけに抑えています

私の現在の事業規模で 主たる財源(生活に必要な所得)を現状より上げる 一般事業の売り上げを上げる事はキャパ的にも可能です。 
農業所得も、今は自己消費分と過剰分の販売益に留めていますが まだまだ農業収入を上げるキャパは十分にあります。

物事には 全てにおいて 本音と建前が存在します
建前は、あくまでも 農業が生業で主であり 農業で足りない部分を お勤めや個人事業で補う
本音では 夫婦で新規就農し 旦那さんは兼業農家として 個人事業の営業収益 又は お勤めの給与所得で 生活費の概ねが賄える環境を確保 維持してもらい 
奥様は農業専従者となり 余力(レジャーや遊行費など)や、不足分をパートやお勤めで補っている分を 農業所得で 補える計画を立てれば良い訳ですからね

新規就農 開業資金的にはどうか

新規就農に必要な資金を考えてみると
1.農地(20a)購入費は・・
どの程度の農地を選ぶかですが 郊外の農業専用地域 青地なら 坪単価は2〜4万円程度 調整区域内農地 白地は 3〜7万円程度(私の所在地域)ですが 場所により随分異なります 
一宮市でも 旧木曽川町 旧尾西市の郊外 近郊の扶桑町や大口町は 青地は0.5〜2万円程度 白地でも4〜5万円程度もあります 購入予算は1,500万円程度に納めるのがお勧め
2.自宅の購入費は
@ 土地建物の中古物件を探す 物件次第ですが1000万円以内 A就農者は、自己所有の農地内に自身の農家を建てられる(購入後規定の年数経過後)ので それまでは賃貸 新築しても建物だけなので 1,500
万円以内で済む B現状の自宅が近くなら暫くそのまま住む 費用は不要
3.農機具の購入や設備費用は
一般的な稲作と路地野菜は トラクター・田植え機・コンバイン・籾摺り・精米機・噴霧器・管理機・草刈り機・・・・etcありとあらゆるものが必要で 高額な費用になります。
また ハウス栽培や水耕栽培は トラクター等農機具は最小限で済みますが ハウスなど設備費に高額な費用が掛かります。(この費用が新規就農を断念する一要因でも有ります)

新規就農の初期投資費用 1+2+3の合計は 
1+2は 少なく見積もって(農地と中古の自宅)\2,500万円〜 多く見積もって\3,500〜4,000万円 
3の 農機具などの購入費がありますが 何を主に栽培耕作するかで大きく異なります。
私の場合は 葡萄を主に果樹栽培なので 苗代と 栽培棚の諸材料費がありましたが、トラクター等の高額な農業器具は不要でした
路地で栽培可能な果樹や ブルベリーなど低木果樹ならポット栽培にすれば 初期投資は苗代とポット・培養土などなので \2〜300万円程度で始められると思います。

何処に住み 何処で農業をするか 何を主に栽培するかで 随分予算は異なりますが・・・ 
概ねの予算は \3,000〜\4,000万円で 可能と思います。
因みに 私は約\3,200万円で 旧自宅の売却と少し自己資金で賄いました 借金はありません。

この金額・・・何か・・・見覚えがありませんか   
 
そうです 現在支流の 分譲戸建て住宅の販売価格と 粗 同じ金額です
方や 農地600坪と中古の家 方や建坪40坪に新築の家・・・・
農地を750坪位購入し 一部を農家の家として転用(暫くは賃貸住い)新築しても 粗同額の予算で可能です。
憧れのマイホームですが・・・考え方次第で 兼業農家て自然豊かな郊外暮らしも良くないですか 

例えば・・・一例

30代前後に結婚 一寸無理して一戸建てを購入 子供が中学卒業まで街中で住む 幼少期からの友達も多いからね〜 パパやママも若い頃は 色々と遊びたいしね〜 街中が良いよね

お子さんが高校進学(16才)に成れば 友達も各々の学校に進む この時期45歳ごろに いよいよ郊外移住と就農計画を実行〜を決断!

戸建て購入から 20年未満で売却すれば 購入時の約8割(土地は購入時より時価は上がる・建物は築20年未満は7割程度の評価)から 購入時に地価の上昇が狙える場所を選んでいれば 9割近くで売れる事もあります 住宅ローンを一括返済しても残ると思います。

移住計画の予算の不足分を 新規就農支援政策などを活用して借り入れて 予算を捻出
住宅ローンは概ねが 60〜65才で完済なので 新規就農で借り換えと成っても 粗同じ返済金額

移住する場所 農業規模 移住自宅の購入法 何を栽培するかで 予算は大きく異なるけど
上手く計画を立てれば 売却益と自己資金で無借金でも可能 例え借入れをしても 65歳完済とはならない計画を立てる事も可能

更に 住宅の一部を改造 農地の一部を利用し 農産物の加工販売や 果樹などでケーキなどスイーツ店などを営む事も可能 売上アップ 所得アップ・・・・
旦那さんには 可能な限り55歳以上(厚生年金の掛け年数25年以上)迄はお勤めを願いし 
頃合を見て 早期退職 退職金の上積を得られば・・・・借金は減り 完済できるかも
60歳以降は安泰に暮らせる 退職後の仕事も、既に確保している訳だしね
年金自給65歳に成れば 旦那さんがお勤めなので夫婦で厚生年金が受給できる もっと余裕が出るよね
一般的な 農家さんは国民年金・・・厚生年金の半分程度・・この差は大きい・・・ 

ここで一つ 忘れてはいけない事 
新規就農において 周年(1年四季の栽培)にわたる農業栽培知識と実務経験が有るか 無いかでは 新規就農の届出 農地購入農地法3条の申請時に 自元農業委員会の面接で大きな要因になります。

勿論 未経験でも農業委員会に認めさせられる 農業計画 営農計画があれば 可能です
現に 私は未経験で、農業計画と営農計画だけで 許可を得ています。
しかし 栽培知識や栽培実務経験があれば 農業計画と営農計画の説得力は 倍増します。

さて どうやって栽培知識と栽培実務経験を積むか・・・・
やり方次第で 無くても良いので・・・この方法は おまけとして・・次回に 
    




posted by 腕白おやじ at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記