良く続いたものだな〜と、自身でも思います 一重に皆様のお陰です ありがとうございます。
愛犬からリードを放ち 自由に走らせる・・ボール遊び・・フリスビー・・レトリーブ・・・・・
愛犬達は 楽しいよね〜 見ている方も愉しくなりますよね〜
今回の記事は 超〜〜〜長〜〜〜い です (笑)
3話構成になっています・・暇な時に読んでください・・・笑
ドッグランの運営 経営は厳しい ペット業界では常識 誰も手を出さない事業とも言います。
ドッグカフェやペットショップ 愛犬と泊れる施設・・等が主で サービスの一環など併設するドッグランはありますが 単体のドッグランだけと言う施設は・・・本当に少ない!
開園したと思うと・・何時の間にか廃園していた施設も多い
愛犬クラブなどのドッグスポーツの練習場 練習の無い時間を有料ランにしているから不定期の営業と言う所も少なくない・・・
何故少ない?
経営者や起業が、元々広大な敷地(土地)を所有し 借地料が発生しない環境の場合を除き
街中や街郊外でドッグランを営むと 広い敷地を要しその地(雑種地)の借地料が高額で 費用対効果が薄く、経営は難しい(利益が出ない)からです。
街中や郊外では無く 街から離れた「山林」や「雑種地」など借地料の安価な場所をを借りて営むしか(ゴルフ場や遊園地の様に)方法が無いと言われています。
一見すると 牧場の様に見えるドッグランですが 犬は家畜ではないので農場をドッグランにする事も出来ません
そもそも農場(牧場)は田畑同様に農業(酪業)者(有資格者)しか農地を持つ事が出来ません 資格の無い個人や事業者は勿論 借りる事も買う事もできません
日本に 公的(市・県営)施設以外の 民間営業のドッグランは運営が厳しい 場所が無い等が 施設数の少ない最大の理由でもあります
犬猫飼育者は 全世帯の22.4%と言われている5世帯に1世帯は飼育世帯 愛犬飼育世帯は7世帯に1世帯弱の割合
愛知県の犬の飼育登録は432,025頭 因みに小学校児童数405,839人 愛知県の最新の保育所数は、1,322(施設)です ドッグランは公営民間合わせても 35箇所前後しかありません 少ないと思いませんか・・
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ドッグランの運営実態は・・・・
一般的な民間の有料ドッグランは 余程山間部や田舎で無い限り 飼い主と愛犬の利用料は1.500円程度が平均的な価格と思います
ドッグラン以外に主たる商いがあれば 若干ドッグラン利用料は安くなりますが・・・私の知る限り、安価な所でも 500〜600円位でしょう
何故一般的な価格が1,500円が多いか・・・
例えば街郊外(一宮市の外れ)で約230坪の土地を借りると 坪/500円で月額の借地料/115,000円位が相場と思います。
借地料+営業経費+利益(経営者の取り分)を加え 施設設初期投資備償却(借り入れ返済)を加えると 月の売り上げが 最低でも600,000円(損益分岐点)が必要となります。
約230坪の施設で 平均的な利用料1,500円で 月売り上げ600,000円で計算すると 月辺り400人の入場者数となります 営業日数25日 平日の利用は少ないから 週末の土日曜日で約80〜90人の利用者が必要になります。
多頭飼育の方も居ますが 1日3回転(1組3〜4時間の利用)で常に駐車場が12〜15台分必要となると 駐車場や建て屋を除いた ドッグランの広さは 150〜180坪程度となり 一頭当りの占有面積は 若干狭く感じますよね、
かと言って 広さを倍にすると借地料が増え 損益分岐点と言われる金額が50%増になりますから・・・さらに厳しくなります。
私が以前営んでいた腕白フィールドは 上記の230坪の敷地 借地料は月/115,000円 駐車場8台 利用料は飼い主様と愛犬1匹/600円(平均の半分)でしたから 上記の計算の集客数は 培の800人が必要でした。
勿論 そんな数は見込めません 多い時でも目標(800人)の半分400人・・それ以下でした
愛知県の犬の飼育登録は432,025頭 一宮市の育犬登録数 24,649匹
顧客名簿から算出 年間利用者数月1回利用で 多い月の400匹で計算すると 一宮市の登録頭数の約1.62%
実際には近隣の市からの利用者も多く 一宮市在住の利用者割合は その半分以下でしたから 0.8%程度 1%にも成りません。
仮に一宮市の飼育犬の10%の愛犬がが月に一度利用して頂ければ 2,465匹(組)×600円=1,479,000円なので 年商17,000,000円になり 十分利益が出ます・・夢の様な数字・・・・笑
実際の利用者は一宮市登録数の1%弱ですから 246匹程度×600円=月/147,900円程度
近隣の岩倉市・小牧・稲沢・・・名古屋市 岐阜市等からの利用者 合算しても1.5培程度・・大した金額にはなりません
これらの条件を加味すると やはり 平均的な価格1,500円程度は必要と言うことですね
しかし 平均価格では来園者が更に少なくなり やはり採算は取れない 営業は難しくなります
その位 有料の民間ドッグランを利用する方が少ないと言うことです。
そもそもドッグラン(無料も含め)を利用する飼育者数が少ない・・・登録犬数の10〜15%が現状ですね
毎日愛犬の散歩はされますが 散歩中顔見知りの犬や人との交流程度で 広い場所で走らせたり 運動させたり 他の知らない犬や人との交流をされてい無い飼育者が・・・全体の80%位・・社会性の乏しい飼育犬が圧倒的に多いと言う事です。
この数字は・・日頃から多くの犬や人と交流をしていない 愛犬の社会化の乏しい飼育犬が 大規模災害時 愛犬同行避難を余儀なくされた時 避難所で問題に成る原因にもなります 心配ですよね。
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旧ドッグフィールド腕白は、上記の事からも単独ドッグランでの継続は無理でした。
運営母体のキングスワークショップ(DIY支援事業)の展示場と言う形で 何とか運営をしていましたが 230坪の借地料は大きな負担と成っていました。
社会の変動で DIYに対する環境も変化(大型ホームセンターのDIY商戦参入)・・・ドッグランを継続する事は本業にも負担となり 廃業も検討する中 継続する術も多面に探っていました。
狭いフィールドではこれ以上の集客(売上)は望めない 現在の230坪の借地料も負担 広くすればなお負担が増える・・・・・・解決策は 広い敷地で 借地料が不要・・・な条件しか無い!
先に書いた通り 元々広い敷地(土地)を持っていて(借地料が不要) 主たる商いがある(生活費が賄える)環境でなければ ドッグランは存続し難い・・・と言う条件です。
この時 ドッグランの継続思案とは別に 老後の年金暮らし生活(定年退職後の職業・2000万円問題など)方法を模索
何時起きても不思議ではないとされる 東海・南海・東南海 3連動地震の大規模災害時の自身を守る自助法 を考えていました。
このブログの第一話 2015年 今年の指針がスタートでした
@老後の生活・A災害時の自助・B愛犬の施設継続・・・・この3つが全てに当て嵌まる策が 農家に成る・・・農家に成れば全てが解決すると言う方法でした。
2015年3月 農家に成る為には
@老後の生活職業 農業者として半自給自足(消費農家)生活 自宅を農地の近く郊外へ移住
A大規模災害時の避難場所(農園)と 収穫物の保管(お米や芋類など)が非常食として活用できる
B果樹園を運営し 果樹棚の下余地(約600坪)を活用し 愛犬の施設
旧自宅を売却し資金とし、自己資金を加え総予算で 農地を購入、自宅の移住、移転費用等を含め 自己資金の範囲で済み 借金も無く 勿論〜借地料も無い 全てが構想通りに叶いました。
この計画で一番難点だったのが・・・・農地を購入し農家になる為の 新規就農の申請でしたね〜
今思えば 懐かしいけど・・・・(笑)
2015年1月に今年の抱負 指針と決め動き出したが・・・・10月に成っても全く進まず・・・八方塞だ・・・でした。
そして 忘れもしない 農業委員会の役員さんとの面談・・・・一歩前進 暗礁を何とか乗り切れた模様
そして 2015年の末・・・・願いが叶いました クリスマスの日に許可書が・・クリスマスプレゼント
年明けから 移転と移住・・・・大変でしたが 夢がかなったので愉しくて・・・・
最大のイベントになりましたね〜 (笑)
長〜〜〜〜〜〜い 記事を読んで頂き 有難うございました。