昨今の慣例農法で農薬や肥料を使い、稲間を詰めて栽培しても多くて10俵と言われています。
平均を500sとして 市場の流通米は10s/3000円〜4000円で 50袋換算すると 150,000〜200,000円
農協に納め小売店の価格なので 農家さんの収益は? 多くても8割弱 120,000〜160,000円
一年間稲を育てた金額がこれだけ・・更にそこから苗代・肥料・農薬・除草剤・トラクターの燃料費・労務費(累積作業時間10日分)を差し引くと・・・マイナスに成る位です
仮に10反の田圃を所有していても 10倍の 120万円 平均所得にもならないです。
昔は春から夏は稲作 秋から翌春までは麦を作る農家さんも多かったけど・・・輸入小麦が安価で稲同等の収入にはならず 現在は殆ど作付けはしていないのが現実ですね
これはお米以外の露地栽培野菜でも同様 ただ路地野菜は年に2回栽培が出来るから 若干増えます。



因みに 露地栽培のキャベツは1反(10a/300坪)で4420sの収穫 1個1200gとして 3516個/100円で 約35万円
トマト6190s 1個150〜200g 31000〜41000個/大粒・中玉・小玉 栽培法などから価格は様々 一見高収入にも見えますが 路地では収穫が少ないので ハウス栽培をすると設備投資が莫大に必要です。
市場で比較的高価に取引される野菜は それ相応の手間(労力)や苗や肥料その他経費が嵩み 収入としては大差はありません
お米は粗国内生産されていますが 野菜は季節物で 一年中市場で安定させる為には 輸入に頼るしか術は無い 輸入品の価格に合わせれば販売価格も安価で収益は少なくなります
輸入価格に対応する術は大規模農業で機械化する 季節が関係ない水耕栽培や温室栽培となり設備投資が莫大に成ります
小規模農家は農協集積し一括出荷し 輸入野菜価格に合わせるしかない・・・
どう考えても 農業で生計を立てるのは難しいのが現実ですね 故に 農家を廃業する人が年々多く成ってきています。
現在既に 色々な物を輸入に頼っている このままでは国内自給率は更に低くなってゆきます
為替レート(円高)輸入コスト 燃料費の高騰・・・安かった筈の輸入品が高額に成ってきている
食生活を圧迫・・・
食糧危機も危惧され始めている 国内生産を増やすか 消費量を減らすか・・・何かし無いと・・・
農業・・この先どうなる?−2 へ続く




