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2022年09月23日

四季に渡る栽培知識と栽培実務経験

前回の記事 経験から 郊外移住&新規就農の方法に付いて 書きました

新規就農には 
1.先ず 地元の市役所内農業振興課に 新規就農の意思表示をします 相談ですね。
農家になるには 耕作する農地の取得が必要ですが 農地は農業資格者でないと 借りることも買う事も出来ません
2.農地を購入する「農地法3条の届け出」と 農業者資格を取得申請が必要になります。
様式は 農業振興課で頂けます 書類の中には 農業計画(どんな作物を作り農業を始めるかの計画)と営農計画(農業をこの先も永続的に続けて行く計画) 購入する農地の地図 その他必要なものになります。
3.この申請書を基に 地元農業委員会の面談に進みます
承認が得られると 農地法3条農地購入の許可を 知事に届け承認されて 初めて農業者となります。
これは 私が申請、受理、認可の書類です

農業委員会の承認の条件とは、
@農業計画(何を栽培し農業を始めるか) 
A営農計画(継続してゆくため方策や拡張等の計画) 
B四季にわたる栽培知識と栽培実務経験から 継続的に農業が続けられるかの根拠の確認 
C推薦 Bの知識や経験の証人 経験先や卒業した学校 特例として有識者の推薦も含まれます 
D意欲本気度 A〜Bの信憑性の確認 
となります。

昨今では @の農業計画やAの営農計画は ネットなどで色々と調べられ 机上でも計画は容易に立てられますが・・・
Bの四季にわたる栽培知識と栽培実務経験は 実務なので 地元自治が指導する農業塾(2年) 農業学校を卒業する・農業法人又は認定農家等で 数年の就労実務経験が一般的です。
高校や大学の進学から農業学校ら進学 転職し農業者を目指す為の修行 元々親が農家で定年退職後の仕事として学ぶ方には 良いのですが・・・
そもそも この栽培知識と栽培実務経験とは 標準的な作物 稲・麦・露地野菜全般を 一年を通じ 春植え夏採り 秋植え冬採り 翌春採など 栽培には多様で季節がありますから その知識と栽培実務となると 通年を渡ると 少なくとも2年を要します。

現在 職業を有する「お勤め」や「個人事業」を続けながらは・・・塾や学校も 就労経験は ほぼ無理ですよね
「栽培知識」と「栽培実務経験」ここが 一番の問題点になります さてどうする・・・

方法は2つあります 
1.農業栽培品目を特化 1〜2品種に絞り 他には無い栽培法と販売方法 いわゆるビジネスで言う ブルーオーシャン戦略ですね 上手くやれば未経験就農も可能です、年齢的に時間が無い方にお勧めの方法です。
2.現在の仕事と併用して農業知識や実務経験を養う方法 時間は必要ですから 30代や若い方にお勧めです。

私は 時間を費やす事が出来ないので 選んだは1の方法です。
約20aの農地を 造成しブドウ栽培に適した丘陵地を作り 栽培をする
収穫までの期間また 収穫可能後も 工作時間外に栽培棚の下 余地を活用し愛犬の社会科施設を営む事で 農業収入を補う
観光農園 愛犬の社会科施設を営む事で 栽培品の購入顧客を確保が可能
小規模ブドウ栽培には 農業機器(トラクター等)は不要で資金的に継続が可能
順次 農地の購入は資金的に負荷があるので 休耕地無耕作農地の管理受託をし 耕作規模を拡張する・・など でした。

同様な様式で 新規就農を果たし 現在も継続し農業をされている方も多くいます
 ブルーベリーの観光農園事業 水耕栽培によるトマト栽培農家 菌床栽培のしいたけ・・・等々
一種特化 斬新な栽培法 同一地域に競業他社が居ない 更に販売法が既に確立されている事が条件です。
幾ら 特化同類競合が居なくても 販売先が不明では 説得力に欠けます
更に 農業委員会の役員 面談員全員を納得させられる、根拠と熱意が必要です。

もう一つの方法は
将来 新規就農し郊外暮らしを夢見る人は 少なくとも5年 10年の計画を立て 私の農園で知識や実務経験を積む方法です。
過去記事 郊外移住&新規就農の方法でも書きましたが 若い頃は街中で子育てをし 子供が高校生に進学する頃に 新規就農郊外暮らしを計画すれば 準備期間を5〜10年できます。
腕白農園は就農6年 未だ経験はは少ないのですが 所有農地750坪と受託管理農地約840坪 約5反の農地で耕作し 収穫物の販売もしている農業者です
経営耕地面積30アール以上 または農産物販売金額が年間50万円以上であれば、ある程度の定義に該当しますと定められていますので 腕白農園で知識や実務経験を積む事は可能です。

最初は 1〜3畝 家庭菜園の延長程度から 耕作地の一部を指導の下任せられたり ある程度経験が積め意欲が増したら 小規模農地(100坪程度)を担当するなど 
徐々に 今の生活や その他の要因を考慮して 今までパートをしていた時間、給与分を自家栽培で賄う事で 実務経験を積む事も可能です。 
農業従事者とは 満16歳以上で1年間に農業に従事した者をいう と定めが在るので該当します。 

また 農家の定義には 「経営耕地面積が10アール以上の農業を営む世帯 または農産物販売金額が年間15万円以上の世帯」とありますので 腕白農園で管理受託する農地一反(10a)を 担当し耕作経験を積む事で B四季にわたる栽培知識と栽培実務経験から 継続的に農業が続けられるかの根拠になります。
条件によれば 移住候補地の近隣農地(将来購入予定農地)を 農業者の腕白が借りたり 管理受託し耕作をすることも可能です。

これで @〜CまではOK あとは 本気度をしっかり伝えられれば 就農許可は得られると思います。


新規就農 郊外移住しての自己評価 
新規就農と郊外暮らしの問題点
経験から 郊外移住&新規就農の方法
郊外暮らしと兼業農家のお奨め

posted by 腕白おやじ at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

経験から 郊外移住&新規就農の方法

前回の記事では 郊外暮らし&新規就農するには 色々と問題点があります・・と書きました。

その中に 新規就農は基本 生業を農業とすると成っており 現在の商いを主に農業を副業として新規就農はは 基本出来ない。 
しかし 農業を生業とし 農業経営を補う為 継続営農する為の 副業は認められている また兼業農家も認められている。

この部分を逆手に撮り 「農業計画」=新規就農で何を栽培し どう顧客を確保し利益を得るか と「営農計画」農業を継続的に続けて行く為 不足分を補う副業、事業規模を拡張するて行く為の計画で 私が現に 新規就農し 郊外移住を果たし 食べて行ける環境を手に入れています。

ただ 私は55歳で就農 子供も就職し所帯を持ち独立 既に養う義務を果たし この先は妻と2人で悠々自適な生活を送るだけなので 事業収益(所得)を抑えても 何の問題もありませんが 40代 子育て世代の方とは異なりますからね

でも 計画を少し考えれば 子育て世代の方でも十分な収益(所得)平均的な生活水準は保てると思います
前回の記事「新規就農 郊外移住しての自己評価」で書いたとおり 私の場合は、生活に必要な分だけに抑えています

私の現在の事業規模で 主たる財源(生活に必要な所得)を現状より上げる 一般事業の売り上げを上げる事はキャパ的にも可能です。 
農業所得も、今は自己消費分と過剰分の販売益に留めていますが まだまだ農業収入を上げるキャパは十分にあります。

物事には 全てにおいて 本音と建前が存在します
建前は、あくまでも 農業が生業で主であり 農業で足りない部分を お勤めや個人事業で補う
本音では 夫婦で新規就農し 旦那さんは兼業農家として 個人事業の営業収益 又は お勤めの給与所得で 生活費の概ねが賄える環境を確保 維持してもらい 
奥様は農業専従者となり 余力(レジャーや遊行費など)や、不足分をパートやお勤めで補っている分を 農業所得で 補える計画を立てれば良い訳ですからね

新規就農 開業資金的にはどうか

新規就農に必要な資金を考えてみると
1.農地(20a)購入費は・・
どの程度の農地を選ぶかですが 郊外の農業専用地域 青地なら 坪単価は2〜4万円程度 調整区域内農地 白地は 3〜7万円程度(私の所在地域)ですが 場所により随分異なります 
一宮市でも 旧木曽川町 旧尾西市の郊外 近郊の扶桑町や大口町は 青地は0.5〜2万円程度 白地でも4〜5万円程度もあります 購入予算は1,500万円程度に納めるのがお勧め
2.自宅の購入費は
@ 土地建物の中古物件を探す 物件次第ですが1000万円以内 A就農者は、自己所有の農地内に自身の農家を建てられる(購入後規定の年数経過後)ので それまでは賃貸 新築しても建物だけなので 1,500
万円以内で済む B現状の自宅が近くなら暫くそのまま住む 費用は不要
3.農機具の購入や設備費用は
一般的な稲作と路地野菜は トラクター・田植え機・コンバイン・籾摺り・精米機・噴霧器・管理機・草刈り機・・・・etcありとあらゆるものが必要で 高額な費用になります。
また ハウス栽培や水耕栽培は トラクター等農機具は最小限で済みますが ハウスなど設備費に高額な費用が掛かります。(この費用が新規就農を断念する一要因でも有ります)

新規就農の初期投資費用 1+2+3の合計は 
1+2は 少なく見積もって(農地と中古の自宅)\2,500万円〜 多く見積もって\3,500〜4,000万円 
3の 農機具などの購入費がありますが 何を主に栽培耕作するかで大きく異なります。
私の場合は 葡萄を主に果樹栽培なので 苗代と 栽培棚の諸材料費がありましたが、トラクター等の高額な農業器具は不要でした
路地で栽培可能な果樹や ブルベリーなど低木果樹ならポット栽培にすれば 初期投資は苗代とポット・培養土などなので \2〜300万円程度で始められると思います。

何処に住み 何処で農業をするか 何を主に栽培するかで 随分予算は異なりますが・・・ 
概ねの予算は \3,000〜\4,000万円で 可能と思います。
因みに 私は約\3,200万円で 旧自宅の売却と少し自己資金で賄いました 借金はありません。

この金額・・・何か・・・見覚えがありませんか   
 
そうです 現在支流の 分譲戸建て住宅の販売価格と 粗 同じ金額です
方や 農地600坪と中古の家 方や建坪40坪に新築の家・・・・
農地を750坪位購入し 一部を農家の家として転用(暫くは賃貸住い)新築しても 粗同額の予算で可能です。
憧れのマイホームですが・・・考え方次第で 兼業農家て自然豊かな郊外暮らしも良くないですか 

例えば・・・一例

30代前後に結婚 一寸無理して一戸建てを購入 子供が中学卒業まで街中で住む 幼少期からの友達も多いからね〜 パパやママも若い頃は 色々と遊びたいしね〜 街中が良いよね

お子さんが高校進学(16才)に成れば 友達も各々の学校に進む この時期45歳ごろに いよいよ郊外移住と就農計画を実行〜を決断!

戸建て購入から 20年未満で売却すれば 購入時の約8割(土地は購入時より時価は上がる・建物は築20年未満は7割程度の評価)から 購入時に地価の上昇が狙える場所を選んでいれば 9割近くで売れる事もあります 住宅ローンを一括返済しても残ると思います。

移住計画の予算の不足分を 新規就農支援政策などを活用して借り入れて 予算を捻出
住宅ローンは概ねが 60〜65才で完済なので 新規就農で借り換えと成っても 粗同じ返済金額

移住する場所 農業規模 移住自宅の購入法 何を栽培するかで 予算は大きく異なるけど
上手く計画を立てれば 売却益と自己資金で無借金でも可能 例え借入れをしても 65歳完済とはならない計画を立てる事も可能

更に 住宅の一部を改造 農地の一部を利用し 農産物の加工販売や 果樹などでケーキなどスイーツ店などを営む事も可能 売上アップ 所得アップ・・・・
旦那さんには 可能な限り55歳以上(厚生年金の掛け年数25年以上)迄はお勤めを願いし 
頃合を見て 早期退職 退職金の上積を得られば・・・・借金は減り 完済できるかも
60歳以降は安泰に暮らせる 退職後の仕事も、既に確保している訳だしね
年金自給65歳に成れば 旦那さんがお勤めなので夫婦で厚生年金が受給できる もっと余裕が出るよね
一般的な 農家さんは国民年金・・・厚生年金の半分程度・・この差は大きい・・・ 

ここで一つ 忘れてはいけない事 
新規就農において 周年(1年四季の栽培)にわたる農業栽培知識と実務経験が有るか 無いかでは 新規就農の届出 農地購入農地法3条の申請時に 自元農業委員会の面接で大きな要因になります。

勿論 未経験でも農業委員会に認めさせられる 農業計画 営農計画があれば 可能です
現に 私は未経験で、農業計画と営農計画だけで 許可を得ています。
しかし 栽培知識や栽培実務経験があれば 農業計画と営農計画の説得力は 倍増します。

さて どうやって栽培知識と栽培実務経験を積むか・・・・
やり方次第で 無くても良いので・・・この方法は おまけとして・・次回に 
    




posted by 腕白おやじ at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

新規就農と郊外暮らしの問題点

前回の記事で 新規就農・郊外暮らしをして6年 自己評価をしてみた
私的な評価は良いけど 側から見ての評価は? 解らないけど

時々 郊外移住を夢見る方や 農業に興味のある方と、話す機会が有るんですが・・・・ 
皆さん一応に 良いね〜 私も考えては居るんですけどね〜 "でも・・・・" と成ります。

今の仕事、住宅ローン(資金面)、子供、生活環境の変化・・・・など諸問題
そして 農家に対する一般論 農業で暮らせる? 無農薬肥料有機栽培野菜には関心も興味も有るけど 規模的に 家庭菜園の延長 小規模範囲・・・世話ができるのか 不安
そもそも 農業に対しての一般的な評価から 本気で農業を目指す方が少ない・・・・・
私自身も 本気で農業をと考えていた訳じゃないからね 一手段として捕らえられたから 挑んだけど
この事は 以前の記事で幾度と書いています 前回の記事「新規就農 郊外移住しての自己評価」でも同様に書いています

では、新規就農の問題点は何が有る? 
就農時の農地の規模 農業での生計を立てられるのは一丁(20000m2/10反)以上が必要で有る事 この量の農地を纏めて購入する事は 資金的にも 用地的にも難しい 
また 小規模の農地で商いをする場合 採算性農地面積あたりの収益を上げる為には 栽培品種の特化や それに伴う設備投資費用が莫大で有ること 出資に見合わない・・
等から 農業主体での商いは、到底無理で有ると言われているのが現状

では誰なら新規就農が可能なのか  
@親が農業者で農地の相続がある A農業法人からの暖簾分けや独立で、農地の確保や農機具が借りられる B数人で出資して法人化(出費の分担)する 等の方法をしなければ 商いとして生計を立てる事は難しい
唯一特別な措置 過疎化が進む山間や農村部での 担い手募集 高齢者農家の担い手 空家や無耕作農地の斡旋などがあり 村興しの政策として 新規就農田舎移住を募集している

現在の農地法やその他の法 規制から 生業を農業とすると成っており 現在の商いを主に農業を副業にする事は 基本出来ない
農業を生業とし 農業経営を補う為 継続営農する為の副業は認められている 

これらから 一般的には 農家に成って郊外移住なんて無理・・・・・と誰でも思いますよね
郊外に移住して 近隣の農家さんから農地を借りて 自家消費分の野菜を作れば・・・と安易に思う方も多いでしょう

しかし 一般の方中には農家さんでさえ知らない様ですが、農地は農家資格者間での貸し借り 売買しか認められておらず 一般者が農地を借りる事は違法 闇農地となります。
お金を払って借りる事も勿論出来ない 違法であり 農地での作物の権利は地権者に有る為 勝手に収穫されても文句が言えない(一般的には上納米方式・収穫した物の一部を地権者に渡す)草茫々の放置農地が綺麗に成ったからと返還を求められても 断れない・・・・そもそも違法だから
更に 違法な農地 闇農地での栽培経験は 新規就農の農業経験としても認められていない 例え一反以上の農地で 稲作や露地栽培を大規模に耕作し販売しても 農業経験として認められない 農業者では無い人の 違法行為だからです。

正論で言えば・・ 
郊外に移住 近隣農家さんに雇われて(給料を受け取る・又は農産物で受け取る) 農家さんの指導の基 耕作をし 稲作から路地野菜等 一連の周年耕作等の 実務経験と知識を積み 農家さんから農業委員会に推薦され 暖簾分け就農なら可能でしょう 

この経験年数は 少なくとも2年以上が必要で 農地を購入(愛知県は20a以上)する事が条件と成ります
旦那さんに生計の為 お勤めを続けてもらい 週末農業 奥さんはパートの代わりに農業従事者(年間時間の規定が有る)として勤め 数年の経験が必要 
子育て世代 住宅ローンを抱え 未だ若い時期に 遊べない生活は辛いよね・・・

結果 郊外移住 小規模農家への新規就農の夢は・・・・・・難しい と言う事になります。
概ねの方は ここまで調べて断念すると言うより 夢であり現実的では無い!と諦めていると思います。

一寸厳しい言い方に成りますが 本気で考えていない 覚悟が無い・・・・からですね
でも 止む終えません 方法は有るけど知らない・・・調べても出て来ない 相談する宛が無い・・・から 夢を語るに留めてしまう
若し 本当に方法が有るなら 相談できる人が居れば 本気で考えられるし 現実的なら覚悟も決められますよね

あります・・・・ここに 腕白農園が良い例です。

私の経験から お伝えする 郊外移住&新規就農方法は・・・・・次回に続く・・・
posted by 腕白おやじ at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記