自動車なども 新車価格が高騰、納期に時間を要する事から 年式遅れ 新古車 3〜5年以内の車が高価で取引されているらしい
新築一戸建ての建築費も 同様に値上がりを続けているが 近年のウッドショック? 材料の輸入難などで更な上昇している様だ

(参考:経済産業省「どうなったウッドショック?」)

2021 年は 2016 年比で 12% ほど高い水準

2021年〜2022年3月で 15%上昇
約 10 年前の坪単価が 60 万円なら、現在は約 80 万円ということになります。
(一般財団法人 建設物価調査会 資料を参照)
加えて 物価が上昇しているという事は 地価・・・土地の評価価格も上がって居ると思われます。
実際 愛知県の住宅地は、アベノミクス以降の、この9年間で6.5%上昇したそうです。
また、2021→22年の公示地価については、住宅地は前年比で1.0%のプラス、商業地は1.5%のプラスとなっている様です。
(愛知県の公示地価 参考:国土交通省 地価公示)

一宮市の住宅地は、この9年間で5.4%上昇しています
一戸建て住宅の評価は 築年数で随分異なり 一般的には築2年で9割、築10年で5割、築20年で0と急速に売却した際の相場価格が減りますが 住宅地の利便性 駅の近くや近隣の商業施設などの条件 売り易い 買い人気の有る場所で異なります
更に 地価の上昇率を加味し 建物評価+土地価格+利便性で異なります。
築20年を超えると随分安価と成りますが 築10年前後では 条件によっては意外と高価で取引されます。
移住の条件の一つ 農地はと考えると 農地には大きく2種類あり 調整地域内用地と生産緑地内農地とあります いわゆる宅地転用の可能な白地 宅地転用に条件が有る 青地です
農地の購入で 白地は転用可能なので農地であっても 市街化地域や郊外で随分異なります
逆に 青地は基本農地転用が出来ないので 比較的安価に売買されています。
街中の利便性の良い住宅には やはり人気が有りますが 価格高騰で新築を諦め 築10年未満の程度の良い中古物件 または築20年未満で安価な物件 差額でリノベーションと考える人も増えています。
最近では コロナの経験から 在宅ワークも増え 環境の良い田舎 他市や他府県への移住も増えています
田舎でのんびりも良いのですが 親兄弟・親類・幼少期の友人・趣味や仕事の仲間と遠く離れた地に移住は 当初は良いけど・・・将来や老後を考えると・・・・疑問が残ります。
確かに 移住先の中古物件など予算的に安価と思いますが・・・とうかな
前回からお話している 郊外暮らし&農家暮らしのお奨めは 生まれた街の郊外なので 親兄弟・親類・幼少期の友人の近くなので離れる事も無い 特にお子さんには友達は大切な財産でもあります
郊外暮らし&兼業農家をする事で 半自給とは行かないけど 自家栽培の安心で安全な野菜が食べられる 家計も助かる
その気があれば沢山栽培して、マルシェやネット販売 同様の仲間と販売する事も可能 生活費の足しにも 長い目で見れば 田舎移住の差額の一部を補える事にもなります
愛知県の生産緑地の分布図:名古屋市が最も多く、次いで一宮市、豊田市、岡崎市の順

しかし「生産緑地の2022年問題」・・1992(平成4)年に生産緑地法が改正されたときに指定を受けた生産緑地が、30年を経過する2022年に一斉に指定を解除されることによって、不動産市場の混乱や都市環境の悪化などが起こるおそれがあるとされている問題があります。
従って 生産緑地 青地が解除されると ある条件下での転用が可能となり 農地の価格も変動する恐れがあります
有る意味 今は、郊外移住のチャンスかも・・・
兼業農家ななる方法は 過去の記事を参考にしてください。
新規就農 郊外移住しての自己評価
新規就農と郊外暮らしの問題点
経験から 郊外移住&新規就農の方法
四季に渡る栽培知識と栽培実務経験
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