腕白ファームは 果実園と愛犬の児童館の複合施設です。
パパやママが ゆったりと寛げて 楽しい笑顔に成ると
 愛犬達も安心して 穏やかになります。
ドッグフィールド腕白を 更に進化させた施設 テラスカフェ 果実産直のお店 腕白ママのワッフル もっと楽しく もっと寛げる空間の提供を目指しています。

  
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2022年09月26日

郊外移住・・何時する? 今でしょ!

コロナの影響 ロシア侵攻の影響 等などに伴う円高影響・・・等から 物価 あらゆる物が値上がりしている
自動車なども 新車価格が高騰、納期に時間を要する事から 年式遅れ 新古車 3〜5年以内の車が高価で取引されているらしい

新築一戸建ての建築費も 同様に値上がりを続けているが 近年のウッドショック? 材料の輸入難などで更な上昇している様だ

(参考:経済産業省「どうなったウッドショック?」)
建築費の主とも言える 木材費だけでも この一年で 粗培の価格に上昇している

2021 年は 2016 年比で 12% ほど高い水準
コロナ過&ロシア侵攻で近年は更に鰻上り状態

2021年〜2022年3月で 15%上昇
2011年を基準とすると、2022年3月の建築工事費は 34% 以上も上がっています。
約 10 年前の坪単価が 60 万円なら、現在は約 80 万円ということになります。
一般財団法人 建設物価調査会 資料を参照)

加えて 物価が上昇しているという事は 地価・・・土地の評価価格も上がって居ると思われます。
実際 愛知県の住宅地は、アベノミクス以降の、この9年間で6.5%上昇したそうです。
また、2021→22年の公示地価については、住宅地は前年比で1.0%のプラス、商業地は1.5%のプラスとなっている様です。
(愛知県の公示地価 参考:国土交通省 地価公示

一宮市の住宅地は、この9年間で5.4%上昇しています


一戸建て住宅の評価は 築年数で随分異なり 一般的には築2年で9割、築10年で5割、築20年で0と急速に売却した際の相場価格が減りますが 住宅地の利便性 駅の近くや近隣の商業施設などの条件 売り易い 買い人気の有る場所で異なります
更に 地価の上昇率を加味し 建物評価+土地価格+利便性で異なります。
築20年を超えると随分安価と成りますが 築10年前後では 条件によっては意外と高価で取引されます。

移住の条件の一つ 農地はと考えると 農地には大きく2種類あり 調整地域内用地と生産緑地内農地とあります いわゆる宅地転用の可能な白地 宅地転用に条件が有る 青地です
農地の購入で 白地は転用可能なので農地であっても 市街化地域や郊外で随分異なります
逆に 青地は基本農地転用が出来ないので 比較的安価に売買されています。 

街中の利便性の良い住宅には やはり人気が有りますが 価格高騰で新築を諦め 築10年未満の程度の良い中古物件 または築20年未満で安価な物件 差額でリノベーションと考える人も増えています。

最近では コロナの経験から 在宅ワークも増え 環境の良い田舎 他市や他府県への移住も増えています
田舎でのんびりも良いのですが 親兄弟・親類・幼少期の友人・趣味や仕事の仲間と遠く離れた地に移住は 当初は良いけど・・・将来や老後を考えると・・・・疑問が残ります。
確かに 移住先の中古物件など予算的に安価と思いますが・・・とうかな

前回からお話している 郊外暮らし&農家暮らしのお奨めは 生まれた街の郊外なので 親兄弟・親類・幼少期の友人の近くなので離れる事も無い 特にお子さんには友達は大切な財産でもあります
郊外暮らし&兼業農家をする事で 半自給とは行かないけど 自家栽培の安心で安全な野菜が食べられる 家計も助かる 
その気があれば沢山栽培して、マルシェやネット販売 同様の仲間と販売する事も可能 生活費の足しにも 長い目で見れば 田舎移住の差額の一部を補える事にもなります 

愛知県の生産緑地の分布図:名古屋市が最も多く、次いで一宮市、豊田市、岡崎市の順
一宮市は
しかし「生産緑地の2022年問題」・・1992(平成4)年に生産緑地法が改正されたときに指定を受けた生産緑地が、30年を経過する2022年に一斉に指定を解除されることによって、不動産市場の混乱や都市環境の悪化などが起こるおそれがあるとされている問題があります。 
従って 生産緑地 青地が解除されると ある条件下での転用が可能となり 農地の価格も変動する恐れがあります

有る意味 今は、郊外移住のチャンスかも・・・ 
兼業農家ななる方法は 過去の記事を参考にしてください。
新規就農 郊外移住しての自己評価 
新規就農と郊外暮らしの問題点
経験から 郊外移住&新規就農の方法
四季に渡る栽培知識と栽培実務経験 

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posted by 腕白おやじ at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年09月25日

幸せって何?

来園される方に 貴方はどんな生き方(暮らし)がしたい?・・と、尋ねると 
「美味しい物が食べたい」「広い家に、庭付きの家に住みたい」「旅行がしたい」「〇〇〇に乗りたい」・・・趣味や遊びごと が続き 「贅沢がしたい」と続きます。
更にその為には「お金を稼ぐ」「お金が欲しい・・」・と、続きます。

それって欲求や欲望ですよね それらが得られれば?どうなる?・・と尋ねると
「満たされる」「満足」「安心だから・・」・・・と、返ってきます
満たされ 満足するはどう言う事?って尋ねると
「夢が叶った」「理想的な暮らしが得られた」・・・と、続きます
夢が叶ったらどうなる?と尋ねると
同じ言葉 言葉を代えて 同じような言葉が 繰り返し続きます。
でもね 欲求が叶っても きっとその上 それ以上を求めない? と尋ねると
「良い暮らしがしたいから」「上には上が有るから・・」・・・と成ります
芸術家や哲学、科学者の方なども、一つ叶うと、見つけると、達成するとそれ以上目指しますよね 切が無いよね・・・・と言うと
「限りなく探求」とか「生甲斐」「進歩や成長こそが・・・」と続きます 
素晴らしい事ですが 永遠に満たされないよね・・論点が一寸ズレてますよね・・・・
改めて どんな生き方(暮らし)がしたい?・・と、尋ねると 
・・・・・・言葉が出尽くしたのか・・・言葉に詰まってしまいます。

そこそこ儲けて(お金を得て)そこそこの家に暮らし 美味しい物が食べられ 妻や子供いて 仲間が居て 適当に趣味やご娯楽が出来たら どうなの?と尋ねると
「楽しい」「嬉しい」・・・・と形容詞が続きます
それで・・・・と尋ねると
「幸せ」・・・・と やっと出てきました・・・・笑
そう 貴方はどんな生き方(暮らし)がしたい?と尋ねると 概ねの人は頭の中で「幸せになりたい」と思うのですが その為にはと・・・と 方法 手法が先に出てしまうのです。 

私も若い頃は 商いを繁盛させ 平均所得を超える所得を得て 衣食住に不自由なく 適度に余暇を楽しめる生活水準と環境を得る事が ・・・と思っていました・・・・50歳を過ぎるまでは
40歳を過ぎた頃 子育てと起業した仕事に追われ 我武者羅に進み 体調を崩し入院 廃業 離婚・・・どん底でした
独りになって ゆっくり考える時間が持て 思いましたね
自身の健康と暮らして行ける「そこそこのお金」が得られる仕事があれば 幸せだよな・・と
それ以来 自分の得意な事をしよう 好きな事をしよう〜と、物作りを仕事に 息子の学費と、自身の食い扶持程度が稼げる範囲で ゆっくりと歩んでみました。
そして 息子が大学を卒業 親の義務を果たし 今度は愛犬達の為に借地でドッグランを初め
愛犬達が老犬に成った時 自身の老後の仕事と年金生活 災害時の事・・・あらゆる事を考え たどり着いたのが 55歳早期定年退職 郊外移住の自家消費農家でした。

自家消費農家ななる方法は 過去の記事を参考にしてください。
新規就農 郊外移住しての自己評価 
新規就農と郊外暮らしの問題点
経験から 郊外移住&新規就農の方法
四季に渡る栽培知識と栽培実務経験 

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posted by 腕白おやじ at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年09月24日

郊外暮らしと兼業農家のお奨め

私の論ずる 郊外暮らし&新規就農とは
農家に成り 農業を生業とし生計を立てる 生産農家 農業者のお勧めではありません
勿論 農業を生業と志し 目指す方も私は支援しています

生涯幸せな暮らしを営む
自然豊かな環境で暮らし 安心で安全な野菜などを自ら育て、それらを食し 免疫力UP健康維持、定年退職後も気ままな仕事をしつつ 安定した老後の第二の人生を満喫できる・・・生活 環境を築く
その 一つの方法が 郊外暮らしの兼業農家生活です。

本気で農家を目指し新規就農を志す方 親の代から農業に携わる方からすれば ふざけるな! と言われるかもですが・・・
私に言わせれば このスタイル 生活環境こそが 本来の日本人のスタイル 姿だと思います。

以前にも書いたかな? 百姓とは 百の姓を持つから、百姓と書きます。
その昔 武士 商人 百姓が居ました 武士はそのまま武士 商人(しょうにん)とは物を売る、商いを業とする商人(あきんど)
そしてその商人の下請けの仕事 大工・左官・傘や篭等の職人、や小さな商い商店 飲食や業商など・・あらゆる職業に携わっていたのが百姓
農耕作の耕作・収穫時期は農家として農作業をし その他の時間、時期は他の仕事をし 生計を立てていた 多様な種類の仕事 あらゆる職種 数十・・数百の職種から 
そもそも百姓には姓が無く 篭作りの玄さん・大工の松さん等と 職種=姓・・と言う事から 百姓に成ったと言われています 
農業・その他の職は生きてゆく為の業で、正とか副は無かった いわゆる兼業農家が普通 当たり前だった。

時代の流れの中から その他の業であった仕事だけで 生計が立てられる様に成り 農業を辞め、農地を売りその仕事が生業と成って 事業者に成りました。
一方 小さな農地の人は農業を辞めた人から譲り受け また農地を持たない者は 大規模農業者の小作人となり 精を尽くし認められた者は分家 暖簾分けして 農家となり農業者に成った訳です。  

過っての武士が無くなり 武士や商人が政治を司り 他の商人は企業となり 多様な職種で生業を立てた人が今日の事業者となり そして農業者と成って 明治・大正・昭和となって来た訳ですよね

そんな中 昔から農業に携わる者が 世代が変わる中 子に相続や分家し、更に分家し小規模農家に成り 農業だけでは食べて行けないからと 農業を補う為に副業を初め兼業農家が増えたのか 現代農家

元々は 農業者の多くは兼業農家だった・・・全国民の大多数が兼業農家だった訳ですが・・・
この流れから 元々農業者は農業を補う為の副業は認められ 一度農業を辞めた者が副業として再農業を始める事は認められていない・・・変な話と思いませんか
何か 俺達はずっと農業を続けてきた 一度辞めた奴には農業をさせない・・・と言っている様にも見えませんか?

今日 農業で生計を立てられない 高齢で続けられない と農業を廃業する方が多い
更に 親が農業者で農地を相続しているけど 農業を継ぐ気が無い 農地をお荷物とし 代行業者に丸投げ 中には広大な農地を趣味の遊び場にしたり 農業以外の目的で使用したり・・・小規模な農地は無耕作放置・・草茫々・・・
死んでいる 生かされていない農地が沢山あります 可愛そうな農地が沢山あります。
なのに・・・・異業種やお勤め人が 副業で農業を始める事は認めない 拒み続けている・・・・
それにも やはり理由があります

高度成長期 人口の増加に伴い 町や村は市街化し 農地を潰し宅地にして家を建て 市行政は商業・工業の誘致をを進めた 結果農地が予想以上減る事に成った
それをくい止める為 市街化調整区域 農業専用区域など 区別を計ったが・・・・法の透き間を巧みに使い 不要な農地転用、悪徳不動産業者が斡旋し 農家申告(就農)農地を購入、数年後に農業廃業し農地転用し 住宅やその他の建物を建てたり・・・歯止めが付かなくなり 規制が強化された

結果 市(農業振興課)と地元農業者(農業委員会)が 農地を守る為に 新規就農のハードルを上げて来た・・・が 今では保身の行為化となり 農業を衰退化させてしまったと言っても 過言ではないと思います。

私が実際 新規就農を目指し 農業者になって この6年・・これらの事がひしひしと感じられます。
もう一度 昔の様な 正副の無い兼業農家が増えても良いのでは その方が将来の日本の為ではないかと思うのです。

私の言う 郊外暮らし&新規就農とは 
正副に捉われず お勤めや個人事業と平行して 農業も営む 兼業農家のお奨めです。

旦那さんには今までとおり 個人事業やお勤めを続けてもらい 週末農業の兼業者として 奥さんはパートやお勤めの代わりに 農業を専従者として 兼業農家生活
夫婦共稼ぎで生計を立て 衣食住を賄うのではなく 旦那さんのお勤めで生活の必要品 依住を賄い 二人で農作物を育て 食を賄う 半自給?・・・4分の一自給かな・・・
農作物を育てる為農地の近くの 自然豊かな郊外で暮らし 無農薬無肥料の安全で安心な作物を食し 免疫力を上げ健康に暮らす・・・良いと思いませんか

この様な兼業農家は 元々農業のみで生計を立てる訳では無いので 農業法人が手を付けない小規模農地を、数か所 耕作する程度で良い訳ですね 耕作放置や遊ばせている農地が生かされる事になります。
農業者の定義は、「農地基本台帳」に登録され、経営耕地面積が10アール(1反300坪)以上の農業を営む世帯 または農産物販売金額が年間15万円以上の世帯とあります。
愛知県で新規就農の場合 20a以上と定められていますが 全てを保有する必要はありません 上記の10a程度を購入 残りは農地の委託受託管理でも可能です。

こう言った兼業農家さんが増え 耕作に慣れ自家消費以上の収穫が得られたり 農業が楽しくなり生産販売意欲がわけば 同様な兼業農家さんが複数家集まり 同一出資し法人化も可能ですよね
一家庭で生産農業者を営むより 複数人で生産農家や直売をした方が負担見少なく 現代の農業に見合っていると思います。

現在の農家さんは 農協(JA)指導の<、化肥料・農薬・除草剤を多量に使用する慣例農法をされています
昨今の物価上昇 ロシア進行の影響 様々な要因で農業運営も厳しくなってきています
また 化肥料・農薬・除草剤の危険性も今後大きく指摘されて行きます 10月8日に開催されるセミナーもこの題材です。
何も育たなくなった農地を抱え廃業する農家さんが増え 食糧危機が近い将来訪れるかも・・・ 

将来を見据え 郊外暮らしと兼業農家も 悪くない選択と思いませんか・・・

関連する 過去記事は以下の通りです、参考になればと思います。
新規就農 郊外移住しての自己評価 
新規就農と郊外暮らしの問題点
経験から 郊外移住&新規就農の方法
四季に渡る栽培知識と栽培実務経験 
小規模農家と副業を営み 郊外暮らしは楽しいよ〜〜


−−−−−−−−【 お 知 ら せ 】−−−−−−−−−−
N.A.W 腕白農業研修会
(Naughty Agriculture Workshop)

農業体験者、農業研修(就農希望)の研修生を募集中
お気軽にお問い合わせ下さい
興味の有る方は 直接農園にご来園いただき 農業(菜園・耕作・就農など)について 夢や希望をお聞かせください
来園希望される方は 農園の開園時間内であれば 特に事前連絡は不要です。
火・水曜日(定休日)を除く平日は お昼12時〜午後4時まで 土日曜日祝日は 午前10時〜午後2時頃まででお願いいたします、尚 雨天日は休園しています。 
来園が難しい方 ご意見やお問い合わせは こちらのお問い合わせホーム でお知らせください

但し、腕白ファームでは 「体験農園」の参加者を募集していますが 一般的に公開、開放、公募された「賃貸借様式の市民農園」ではありません
あくまでも 農業体験、研修、実習を目的とした施設で 腕白ファームの会員者様、農業研修会参加会者様の限定施設となりますのでご注意下さい。 


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posted by 腕白おやじ at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年09月23日

四季に渡る栽培知識と栽培実務経験

前回の記事 経験から 郊外移住&新規就農の方法に付いて 書きました

新規就農には 
1.先ず 地元の市役所内農業振興課に 新規就農の意思表示をします 相談ですね。
農家になるには 耕作する農地の取得が必要ですが 農地は農業資格者でないと 借りることも買う事も出来ません
2.農地を購入する「農地法3条の届け出」と 農業者資格を取得申請が必要になります。
様式は 農業振興課で頂けます 書類の中には 農業計画(どんな作物を作り農業を始めるかの計画)と営農計画(農業をこの先も永続的に続けて行く計画) 購入する農地の地図 その他必要なものになります。
3.この申請書を基に 地元農業委員会の面談に進みます
承認が得られると 農地法3条農地購入の許可を 知事に届け承認されて 初めて農業者となります。
これは 私が申請、受理、認可の書類です

農業委員会の承認の条件とは、
@農業計画(何を栽培し農業を始めるか) 
A営農計画(継続してゆくため方策や拡張等の計画) 
B四季にわたる栽培知識と栽培実務経験から 継続的に農業が続けられるかの根拠の確認 
C推薦 Bの知識や経験の証人 経験先や卒業した学校 特例として有識者の推薦も含まれます 
D意欲本気度 A〜Bの信憑性の確認 
となります。

昨今では @の農業計画やAの営農計画は ネットなどで色々と調べられ 机上でも計画は容易に立てられますが・・・
Bの四季にわたる栽培知識と栽培実務経験は 実務なので 地元自治が指導する農業塾(2年) 農業学校を卒業する・農業法人又は認定農家等で 数年の就労実務経験が一般的です。
高校や大学の進学から農業学校ら進学 転職し農業者を目指す為の修行 元々親が農家で定年退職後の仕事として学ぶ方には 良いのですが・・・
そもそも この栽培知識と栽培実務経験とは 標準的な作物 稲・麦・露地野菜全般を 一年を通じ 春植え夏採り 秋植え冬採り 翌春採など 栽培には多様で季節がありますから その知識と栽培実務となると 通年を渡ると 少なくとも2年を要します。

現在 職業を有する「お勤め」や「個人事業」を続けながらは・・・塾や学校も 就労経験は ほぼ無理ですよね
「栽培知識」と「栽培実務経験」ここが 一番の問題点になります さてどうする・・・

方法は2つあります 
1.農業栽培品目を特化 1〜2品種に絞り 他には無い栽培法と販売方法 いわゆるビジネスで言う ブルーオーシャン戦略ですね 上手くやれば未経験就農も可能です、年齢的に時間が無い方にお勧めの方法です。
2.現在の仕事と併用して農業知識や実務経験を養う方法 時間は必要ですから 30代や若い方にお勧めです。

私は 時間を費やす事が出来ないので 選んだは1の方法です。
約20aの農地を 造成しブドウ栽培に適した丘陵地を作り 栽培をする
収穫までの期間また 収穫可能後も 工作時間外に栽培棚の下 余地を活用し愛犬の社会科施設を営む事で 農業収入を補う
観光農園 愛犬の社会科施設を営む事で 栽培品の購入顧客を確保が可能
小規模ブドウ栽培には 農業機器(トラクター等)は不要で資金的に継続が可能
順次 農地の購入は資金的に負荷があるので 休耕地無耕作農地の管理受託をし 耕作規模を拡張する・・など でした。

同様な様式で 新規就農を果たし 現在も継続し農業をされている方も多くいます
 ブルーベリーの観光農園事業 水耕栽培によるトマト栽培農家 菌床栽培のしいたけ・・・等々
一種特化 斬新な栽培法 同一地域に競業他社が居ない 更に販売法が既に確立されている事が条件です。
幾ら 特化同類競合が居なくても 販売先が不明では 説得力に欠けます
更に 農業委員会の役員 面談員全員を納得させられる、根拠と熱意が必要です。

もう一つの方法は
将来 新規就農し郊外暮らしを夢見る人は 少なくとも5年 10年の計画を立て 私の農園で知識や実務経験を積む方法です。
過去記事 郊外移住&新規就農の方法でも書きましたが 若い頃は街中で子育てをし 子供が高校生に進学する頃に 新規就農郊外暮らしを計画すれば 準備期間を5〜10年できます。
腕白農園は就農6年 未だ経験はは少ないのですが 所有農地750坪と受託管理農地約840坪 約5反の農地で耕作し 収穫物の販売もしている農業者です
経営耕地面積30アール以上 または農産物販売金額が年間50万円以上であれば、ある程度の定義に該当しますと定められていますので 腕白農園で知識や実務経験を積む事は可能です。

最初は 1〜3畝 家庭菜園の延長程度から 耕作地の一部を指導の下任せられたり ある程度経験が積め意欲が増したら 小規模農地(100坪程度)を担当するなど 
徐々に 今の生活や その他の要因を考慮して 今までパートをしていた時間、給与分を自家栽培で賄う事で 実務経験を積む事も可能です。 
農業従事者とは 満16歳以上で1年間に農業に従事した者をいう と定めが在るので該当します。 

また 農家の定義には 「経営耕地面積が10アール以上の農業を営む世帯 または農産物販売金額が年間15万円以上の世帯」とありますので 腕白農園で管理受託する農地一反(10a)を 担当し耕作経験を積む事で B四季にわたる栽培知識と栽培実務経験から 継続的に農業が続けられるかの根拠になります。
条件によれば 移住候補地の近隣農地(将来購入予定農地)を 農業者の腕白が借りたり 管理受託し耕作をすることも可能です。

これで @〜CまではOK あとは 本気度をしっかり伝えられれば 就農許可は得られると思います。


新規就農 郊外移住しての自己評価 
新規就農と郊外暮らしの問題点
経験から 郊外移住&新規就農の方法
郊外暮らしと兼業農家のお奨め

posted by 腕白おやじ at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

経験から 郊外移住&新規就農の方法

前回の記事では 郊外暮らし&新規就農するには 色々と問題点があります・・と書きました。

その中に 新規就農は基本 生業を農業とすると成っており 現在の商いを主に農業を副業として新規就農はは 基本出来ない。 
しかし 農業を生業とし 農業経営を補う為 継続営農する為の 副業は認められている また兼業農家も認められている。

この部分を逆手に撮り 「農業計画」=新規就農で何を栽培し どう顧客を確保し利益を得るか と「営農計画」農業を継続的に続けて行く為 不足分を補う副業、事業規模を拡張するて行く為の計画で 私が現に 新規就農し 郊外移住を果たし 食べて行ける環境を手に入れています。

ただ 私は55歳で就農 子供も就職し所帯を持ち独立 既に養う義務を果たし この先は妻と2人で悠々自適な生活を送るだけなので 事業収益(所得)を抑えても 何の問題もありませんが 40代 子育て世代の方とは異なりますからね

でも 計画を少し考えれば 子育て世代の方でも十分な収益(所得)平均的な生活水準は保てると思います
前回の記事「新規就農 郊外移住しての自己評価」で書いたとおり 私の場合は、生活に必要な分だけに抑えています

私の現在の事業規模で 主たる財源(生活に必要な所得)を現状より上げる 一般事業の売り上げを上げる事はキャパ的にも可能です。 
農業所得も、今は自己消費分と過剰分の販売益に留めていますが まだまだ農業収入を上げるキャパは十分にあります。

物事には 全てにおいて 本音と建前が存在します
建前は、あくまでも 農業が生業で主であり 農業で足りない部分を お勤めや個人事業で補う
本音では 夫婦で新規就農し 旦那さんは兼業農家として 個人事業の営業収益 又は お勤めの給与所得で 生活費の概ねが賄える環境を確保 維持してもらい 
奥様は農業専従者となり 余力(レジャーや遊行費など)や、不足分をパートやお勤めで補っている分を 農業所得で 補える計画を立てれば良い訳ですからね

新規就農 開業資金的にはどうか

新規就農に必要な資金を考えてみると
1.農地(20a)購入費は・・
どの程度の農地を選ぶかですが 郊外の農業専用地域 青地なら 坪単価は2〜4万円程度 調整区域内農地 白地は 3〜7万円程度(私の所在地域)ですが 場所により随分異なります 
一宮市でも 旧木曽川町 旧尾西市の郊外 近郊の扶桑町や大口町は 青地は0.5〜2万円程度 白地でも4〜5万円程度もあります 購入予算は1,500万円程度に納めるのがお勧め
2.自宅の購入費は
@ 土地建物の中古物件を探す 物件次第ですが1000万円以内 A就農者は、自己所有の農地内に自身の農家を建てられる(購入後規定の年数経過後)ので それまでは賃貸 新築しても建物だけなので 1,500
万円以内で済む B現状の自宅が近くなら暫くそのまま住む 費用は不要
3.農機具の購入や設備費用は
一般的な稲作と路地野菜は トラクター・田植え機・コンバイン・籾摺り・精米機・噴霧器・管理機・草刈り機・・・・etcありとあらゆるものが必要で 高額な費用になります。
また ハウス栽培や水耕栽培は トラクター等農機具は最小限で済みますが ハウスなど設備費に高額な費用が掛かります。(この費用が新規就農を断念する一要因でも有ります)

新規就農の初期投資費用 1+2+3の合計は 
1+2は 少なく見積もって(農地と中古の自宅)\2,500万円〜 多く見積もって\3,500〜4,000万円 
3の 農機具などの購入費がありますが 何を主に栽培耕作するかで大きく異なります。
私の場合は 葡萄を主に果樹栽培なので 苗代と 栽培棚の諸材料費がありましたが、トラクター等の高額な農業器具は不要でした
路地で栽培可能な果樹や ブルベリーなど低木果樹ならポット栽培にすれば 初期投資は苗代とポット・培養土などなので \2〜300万円程度で始められると思います。

何処に住み 何処で農業をするか 何を主に栽培するかで 随分予算は異なりますが・・・ 
概ねの予算は \3,000〜\4,000万円で 可能と思います。
因みに 私は約\3,200万円で 旧自宅の売却と少し自己資金で賄いました 借金はありません。

この金額・・・何か・・・見覚えがありませんか   
 
そうです 現在支流の 分譲戸建て住宅の販売価格と 粗 同じ金額です
方や 農地600坪と中古の家 方や建坪40坪に新築の家・・・・
農地を750坪位購入し 一部を農家の家として転用(暫くは賃貸住い)新築しても 粗同額の予算で可能です。
憧れのマイホームですが・・・考え方次第で 兼業農家て自然豊かな郊外暮らしも良くないですか 

例えば・・・一例

30代前後に結婚 一寸無理して一戸建てを購入 子供が中学卒業まで街中で住む 幼少期からの友達も多いからね〜 パパやママも若い頃は 色々と遊びたいしね〜 街中が良いよね

お子さんが高校進学(16才)に成れば 友達も各々の学校に進む この時期45歳ごろに いよいよ郊外移住と就農計画を実行〜を決断!

戸建て購入から 20年未満で売却すれば 購入時の約8割(土地は購入時より時価は上がる・建物は築20年未満は7割程度の評価)から 購入時に地価の上昇が狙える場所を選んでいれば 9割近くで売れる事もあります 住宅ローンを一括返済しても残ると思います。

移住計画の予算の不足分を 新規就農支援政策などを活用して借り入れて 予算を捻出
住宅ローンは概ねが 60〜65才で完済なので 新規就農で借り換えと成っても 粗同じ返済金額

移住する場所 農業規模 移住自宅の購入法 何を栽培するかで 予算は大きく異なるけど
上手く計画を立てれば 売却益と自己資金で無借金でも可能 例え借入れをしても 65歳完済とはならない計画を立てる事も可能

更に 住宅の一部を改造 農地の一部を利用し 農産物の加工販売や 果樹などでケーキなどスイーツ店などを営む事も可能 売上アップ 所得アップ・・・・
旦那さんには 可能な限り55歳以上(厚生年金の掛け年数25年以上)迄はお勤めを願いし 
頃合を見て 早期退職 退職金の上積を得られば・・・・借金は減り 完済できるかも
60歳以降は安泰に暮らせる 退職後の仕事も、既に確保している訳だしね
年金自給65歳に成れば 旦那さんがお勤めなので夫婦で厚生年金が受給できる もっと余裕が出るよね
一般的な 農家さんは国民年金・・・厚生年金の半分程度・・この差は大きい・・・ 

ここで一つ 忘れてはいけない事 
新規就農において 周年(1年四季の栽培)にわたる農業栽培知識と実務経験が有るか 無いかでは 新規就農の届出 農地購入農地法3条の申請時に 自元農業委員会の面接で大きな要因になります。

勿論 未経験でも農業委員会に認めさせられる 農業計画 営農計画があれば 可能です
現に 私は未経験で、農業計画と営農計画だけで 許可を得ています。
しかし 栽培知識や栽培実務経験があれば 農業計画と営農計画の説得力は 倍増します。

さて どうやって栽培知識と栽培実務経験を積むか・・・・
やり方次第で 無くても良いので・・・この方法は おまけとして・・次回に 
    




posted by 腕白おやじ at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

新規就農と郊外暮らしの問題点

前回の記事で 新規就農・郊外暮らしをして6年 自己評価をしてみた
私的な評価は良いけど 側から見ての評価は? 解らないけど

時々 郊外移住を夢見る方や 農業に興味のある方と、話す機会が有るんですが・・・・ 
皆さん一応に 良いね〜 私も考えては居るんですけどね〜 "でも・・・・" と成ります。

今の仕事、住宅ローン(資金面)、子供、生活環境の変化・・・・など諸問題
そして 農家に対する一般論 農業で暮らせる? 無農薬肥料有機栽培野菜には関心も興味も有るけど 規模的に 家庭菜園の延長 小規模範囲・・・世話ができるのか 不安
そもそも 農業に対しての一般的な評価から 本気で農業を目指す方が少ない・・・・・
私自身も 本気で農業をと考えていた訳じゃないからね 一手段として捕らえられたから 挑んだけど
この事は 以前の記事で幾度と書いています 前回の記事「新規就農 郊外移住しての自己評価」でも同様に書いています

では、新規就農の問題点は何が有る? 
就農時の農地の規模 農業での生計を立てられるのは一丁(20000m2/10反)以上が必要で有る事 この量の農地を纏めて購入する事は 資金的にも 用地的にも難しい 
また 小規模の農地で商いをする場合 採算性農地面積あたりの収益を上げる為には 栽培品種の特化や それに伴う設備投資費用が莫大で有ること 出資に見合わない・・
等から 農業主体での商いは、到底無理で有ると言われているのが現状

では誰なら新規就農が可能なのか  
@親が農業者で農地の相続がある A農業法人からの暖簾分けや独立で、農地の確保や農機具が借りられる B数人で出資して法人化(出費の分担)する 等の方法をしなければ 商いとして生計を立てる事は難しい
唯一特別な措置 過疎化が進む山間や農村部での 担い手募集 高齢者農家の担い手 空家や無耕作農地の斡旋などがあり 村興しの政策として 新規就農田舎移住を募集している

現在の農地法やその他の法 規制から 生業を農業とすると成っており 現在の商いを主に農業を副業にする事は 基本出来ない
農業を生業とし 農業経営を補う為 継続営農する為の副業は認められている 

これらから 一般的には 農家に成って郊外移住なんて無理・・・・・と誰でも思いますよね
郊外に移住して 近隣の農家さんから農地を借りて 自家消費分の野菜を作れば・・・と安易に思う方も多いでしょう

しかし 一般の方中には農家さんでさえ知らない様ですが、農地は農家資格者間での貸し借り 売買しか認められておらず 一般者が農地を借りる事は違法 闇農地となります。
お金を払って借りる事も勿論出来ない 違法であり 農地での作物の権利は地権者に有る為 勝手に収穫されても文句が言えない(一般的には上納米方式・収穫した物の一部を地権者に渡す)草茫々の放置農地が綺麗に成ったからと返還を求められても 断れない・・・・そもそも違法だから
更に 違法な農地 闇農地での栽培経験は 新規就農の農業経験としても認められていない 例え一反以上の農地で 稲作や露地栽培を大規模に耕作し販売しても 農業経験として認められない 農業者では無い人の 違法行為だからです。

正論で言えば・・ 
郊外に移住 近隣農家さんに雇われて(給料を受け取る・又は農産物で受け取る) 農家さんの指導の基 耕作をし 稲作から路地野菜等 一連の周年耕作等の 実務経験と知識を積み 農家さんから農業委員会に推薦され 暖簾分け就農なら可能でしょう 

この経験年数は 少なくとも2年以上が必要で 農地を購入(愛知県は20a以上)する事が条件と成ります
旦那さんに生計の為 お勤めを続けてもらい 週末農業 奥さんはパートの代わりに農業従事者(年間時間の規定が有る)として勤め 数年の経験が必要 
子育て世代 住宅ローンを抱え 未だ若い時期に 遊べない生活は辛いよね・・・

結果 郊外移住 小規模農家への新規就農の夢は・・・・・・難しい と言う事になります。
概ねの方は ここまで調べて断念すると言うより 夢であり現実的では無い!と諦めていると思います。

一寸厳しい言い方に成りますが 本気で考えていない 覚悟が無い・・・・からですね
でも 止む終えません 方法は有るけど知らない・・・調べても出て来ない 相談する宛が無い・・・から 夢を語るに留めてしまう
若し 本当に方法が有るなら 相談できる人が居れば 本気で考えられるし 現実的なら覚悟も決められますよね

あります・・・・ここに 腕白農園が良い例です。

私の経験から お伝えする 郊外移住&新規就農方法は・・・・・次回に続く・・・
posted by 腕白おやじ at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年09月22日

新規就農 郊外移住しての自己評価

今回も多分・・きっと長くなるので 特に読まなくても良いですよ・・・・
ただ 将来、郊外移住を考える方は 参考になるかもね・・

前回の記事 ぼぉやっき〜 この時期・・7年前の事を思い出す 独り言・・・・読まなくても良いよ〜笑から 郊外移住しての自己評価をしてみた

私は 2015年に新規就農し 2016年に購入した農地の近くの中古住宅を購入 郊外暮らしを始めました。
過去のブログにも幾度と書きましたが・・・・ 何故? 
今までの商いを縮小して、市内の繁華街の自宅を売却して郊外へ・・・と移住したのか

理由は
1.65歳定年後の商い継続 転職 年金暮らし・・・など 老後生活の不安
2.若し大規模災害に遭遇したら 旧居住地での避難生活の不安
3.愛犬5匹と街中での生活の不安  
4.55才での再婚 過去を払拭 新しい生活の構築
5.実子は独立し新居を構えて暮らしているけど 若しもの時の受け皿 保険的な・・
6.自身と妻の健康の為の環境整備 自然栽培の食物摂取など
7.何のために働くのか・・・楽しくなければ詰まんない・・・・笑
色々と理由は有るけど 優先順位は無い 人生の最大の目的・・・幸せ・・・人生を終える時 楽しかったと思えること

幸せの四原則
@ 食べてゆけるだけのお金 
A 自身や家族の健康 
B 家族と少しで良い信頼合える仲間・・
C そして楽しめる仕事 趣味

これらを総合的に考え 幾つもの資料から精査した結果・・・・今の生活スタイルに辿り付いた答え
その為の方法、手段、手法が・・・・新規就農 郊外移住と成った訳ですね
言い換えれば 農家に成りたくて成った訳ではありません 農業者に成る事は単に一手段 手法の一つです。

でも 物作りは元々好きな事 農作業も嫌いな事じゃないしね 適度な運動にもなる 
健康を考え 食する物も・・・無化肥料・農薬・除草剤などを一切使わず 自家栽培の籾殻や米糠、藁 玄米醗酵酵母菌液 ぼかし 雑草培養を土に入れて 自然栽培の野菜やお米を作り摂取
有機野菜や有機米などを購入するより 自身で栽培した安心で安全なもの・・・安価だしね

お米や穀物を育て 保管する事は 若しもの時 有事の時の大切な食料にもなる やはりそれらを購入するより 自身で栽培した収穫物は 安心で安全・・・しかも 安価

現在所有の農地は 青地・・いわゆる生産緑地 農業専用用地なので 一般の住宅は建てられない場所
資材置き場程度は有るけど 住宅が無いから 24時間誰にも迷惑を掛ける事も無い 
約750坪の農地 井戸があり 炊き出し用の窯 資材庫には防災用品も完備 発電機 簡易トイレなども設置して有るから 災害時は個人用避難場所にも成る

主たる生業は農業ですが・・・生産し市場に出荷して収入を得るのは 私の所有する農地(750坪)では到底無理 余程の最新技術を投入し特化した栽培品を育てても 費用対効果 出費と労力に見合う事は粗無い
主に消費目的の栽培として 過剰分を直売
主たる栽培品は果樹で 概ねが棚栽培 農作業時間外に棚下を活用し 飼育犬の社会化施設を運営 入園料、来園者の方へ直売品、加工品の販売で 生活費程度を捻出
いわゆる 小規模な農業6次化+サービス業で生計を立てている 複合農家ですね

自宅は農園から車で5分程度の場所 近隣の無耕作放置農地を農地の主権者から 管理の受託し 稲作や果樹、路地野菜の栽培もしています

毎日のルーティーンは・・・ 
起床後 自宅前の農地の見回り 朝食を摂り 午前の野良仕事
午後から農園に行き 果樹の手入れをしながら 来園者や愛犬達と戯れ 時には日向ぼっこ・・・
日が沈む頃帰宅 夕飯を食べて寝るまで 趣味の木工や農機具の手入れ・・・
等などを 気ままに のんびりと ゆったりとする生活

旧自宅の売却と前職の清算し それらの資金を基に 農地と自宅の購入をしたので 借金は無い!
必要経費は 自宅や農園のライフライン(電気・水道・ガスなど)や車の維持費・電話などの諸雑費などを
複合農事業収益から 自家消費分(所得)と事業経費で 少し残る程度に働く・・・

これらの事で 移住した理由1〜7が全て叶う そして 幸せの4つの原則も 叶う 生活となっています
俗に言う 早期退職 第二の人生・・・・ってやつですね

テレビの番組で 田舎へ移住・・・とか、ぽつんと一軒家・・・をたまに観るけど
確かに大自然での暮らし憧れるけど・・・買い物に行くにも病院も遠い 親戚や親兄弟 実子にもなかなか会えない 知人友人とも・・・街の郊外なら総てに便利

郊外移住生活を始めて6年 何も不自由は無い 逆に良かったと思える事は沢山有る

郊外なので 買い物も、家族の事も、知人友人、更に農業を補う副業に関して(来園者)も問題は無い
環境も良く 近隣の方とも良い関係(隣の家との間隔などで)が保てる 

仕事に関しても 農業は未経験で全くの素人 主たる栽培を一種(果樹葡萄)に特化なら 何とか成ると計画した事で 専念出来た
更に 農業の最大の問題は多様な農機具が必要(出費)だが 私の果樹規模なら 大きな農機具は不要で 費用対効果が見込める
主たる果樹栽培の手間が少ない事で 余地での路地野菜栽培も家庭菜園の少し大きい規模程度で良い
余裕が持てた事から 近隣の無耕作農地の管理を請負 農地の拡張 栽培品目の拡大を徐々に広げた事で 稲作と路地野菜の収穫で 自家消費に必要分は足りている
拡大に伴い 農機具の購入もしたが 規模から中古品を徐々に増やし 負担が無く出来たこと 

現在は 自己所有の自宅(150坪)農地(750坪/2.5反)と、管理受託農地(約840坪/2.8反)で生活と農業を営んでいます。
農業を補う事業として 自宅の工房で木工と 農地の余地で飼育犬の社会化施設と収穫品の販売、加工品の販売などをしています。
所得申告は 一般事業と農業所得の合算 青色申告Bで 毎年自己申告をしています
申告では 農業は、自己消費売上+直販売上/初期投資+運営経費等で 赤字(自己消費農家程度)+ 一般事業は 木工と飼育犬施設の売上/初期投資+運営経費を差し引き 黒字 の合算申告 低所得程度と成っています。
特に借金も無いこと 生活で必要な費用 自宅のライフライン費の半分は事業経費 農地の分は全額営業経費なので 本来必要な食費である、主食(お米)と野菜類は賄えるので、自給の出来ない食費+生活必需品程度の所得で生活は可能だ
逆に言えば 必要な分+余力程度が賄える範囲の営業収益(所得)で良いので 仕事量を加減をしていると言える
一般的に言う 税金対策?課税されない程度に抑えていると言う事かな・・・

更に 低所得の範囲に抑える事で 色々な恩恵も有る 国民年金や健康保険の減額 医療費の限度 低所得者給付金など恩恵で 支出が抑えられるから 最小限の所得(申告控除限度額範囲)で良いと言う事になる。

過剰な仕事をする必要がない 時間に余裕が持てる 緑豊かな農園施設(ピザ窯・BBQ竈など)で過ごす事で癒される 自家栽培のお米や野菜は最高の食材で美味しい 自宅と開放された農園環境で家篭りにならない・・・等などで、今の生活には、ストレスが粗無い 

一般的に言う 休日の過ごし方 日々の仕事や生活のストレス等のリフレッシュとかで 外食や旅行を考えるが ストレスが無いので外食や旅行など必要が無い 支出(出費)が抑えられる

気まま・・・妻とのんびり・・・必要なだけの仕事(農業作業と副業)量 余った時間は趣味の時間・・

新規就農 公外移住しての自己評価は・・・・・・100点満点

一つだけ・・・それは一緒に暮らしていた 愛犬達が天命を迎えたこと・・・寂しいな〜
でも これも来園する ワンコ達に癒されているから 半減している   

これらを含んで総合評価しても 元々が100点超えなので 100点満点は変わらない

私の経験から 多くの人に この生き方 この生活環境の転換方法を伝え始めた・・・
けど・・なかなか 本気で考える人は少ない? ピンと来ないのだろうな〜
一人 私の影響も含め 以前から考えていたようで 岐阜県の郡上に移住した方が居るけど・・・
郊外移住ではないからな〜 

posted by 腕白おやじ at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年09月18日

独り言・・・・読まなくても良いよ〜笑

今回の独り言は・・長くなるよ〜 面倒臭いから読まなくて良いですよ〜 笑

私は、幼少期からSF映画やTVドラマが好きでした 特にスタートレックが好きでしたね
このドラマで一番印象に残っているのが「光生命体」の話です
光生命体は「過っては生身の肉体を持っていたが 肉体が有ると多様に執着があり欲望の世界 理想的な世界にはそれらが無い」(こんな感じだった記憶)と語る 
その頃は 何の意味なのか良く解らず 単にドラマの一話に過ぎなかった。

高校生になり仏教学校に進学 宗教と言う授業があり 最初は仏教に付いてかと思って居たけど 宗教全般(仏教・キリスト教・イスラム・その他)の話で 意外と面白かった。
神は丸い地球に 人の生き方を説く為に 幾人か神の子を地球上に降ろした・・・キリスト教も仏教も その地の環境に合う教えを広めた・・・と言う感じの話だった
うん! 確かに キリスト教にも旧約と新約聖書が有り カトリックとプロテスタント 仏教にもお釈迦様が生まれる前と後 そして大乗と小乗仏教と 語法・伝え方は異なるけど 言っている事も 作法も 酷似しているな〜と思った
その後も 光生命体の事や 宗教特に仏教とキリスト教に関して 興味はあったけど・・・特に信仰も無く 漠然と宇宙の真理? 不思議と言う感じていた

そして スターウォーズの映画を観て 所々に?マークが一杯・・・笑
暗黒の世界 ジェダイ フォース・・・見る角度では宗教間が満載・・・
更に 漫画 ドラゴンボール ・・・サイヤ人の孫悟空 神ピッコロ 地球の上に天界があり その上に更に神の域が有る・・・見る角度で 宗教感が満載・・・笑

確かに仏教の教えの中に 六道界とその上の聖界 十界の教えが有る  
六道界とは 地獄 餓鬼 畜生 修羅 人界 天界の6つで いわゆる天国とは天界で 輪廻転生している世界
聖界とは 声聞界 縁覚界 菩薩界 仏界 の4つで 耳にする極楽浄土 浄土界を言います
漫画 孫悟空では ちゃっとこの域を取り入れた 内容になっています・・・笑
スターウォーズでも 世界を救うのは パドラ ルークスカイウァーカーの母 阿弥陀卿
仏教の教えに 弥陀の18願と言う物があり 良く似ている・・・
宗教に関し興味が増しまし・・・特に 仏教に関心が・・・

幸いにも 我が家は 祖父母から仏事に信仰心があり 祖父は神社仏閣を作る宮大工だった 
そのお陰で 色んなお寺に伺う事もあり その中でも禅宗の修行寺 妙興寺さんとの交流があり 住職様のお話や 修行僧の上の方まお話を聞く機会も多く なお更 仏教には興味がありました。

仕事に追われ 40歳を過ぎた頃には 仏教どころか宗教に関して疎遠になっていた・・・が 心の何処かに 光生命体の謎?は残っていましたね・・・笑

平成18年(2006年)突然に 兄が「今までの持論は間違っていなかった・・・」と目を光らせて 私に色々と話し干して来た・・
兄も幼少からやはりSFが好きで 色々と調べ宇宙の真理・・なる持論を展開 何か有ると持論を語っていたからな〜笑 まっ・・私もその影響で 興味が有ったのだろうと思う

そして兄に誘われ 何の疑いも無く 法話を聴講・・・・・あの光生命体の謎が解けた・・・瞬間だった
そう あの六道界の上 聖界のお話だった
人の魂は 幾度とこの六道界を生まれ変わる 輪廻転生 永遠に輪廻し続ける
しかし 六道界の上 聖界に往ける方法があるそうです。

1つは、『阿弥陀経』に説かれている以下の3つの条件を満たすことです。
1つ目の方法 @一日数万回念仏を称える A臨終に心を乱さない B臨終に阿弥陀仏にお迎えに来て頂く  
もう一つは、『大無量寿経』に説かれているように、仏教を聞いて、生きている元気な時に六道輪廻の根本原因を断ち切られることです。
お経にはこのように説かれているそうです
一つ目の方法は 僧侶が日々お勤めをし精進する姿です もう一つの方法は 後生の一大事 後生の解決は 「弥陀の本願をたのみ、他力の信心を決定すべし」といわれているのです。
そして 往く所こそが 極楽浄土・・・・魂の世界 光生命体と言う事ですね 謎が解けました

でももう一つの謎が出来ました 聖界 極楽浄土へ行く方法・・・ですね
「弥陀の本願をたのみ、他力の信心を決定すべし」と説かれています
弥陀の本願とは お経の中に説かれている、阿弥陀仏がなされた四十八願の中の、十七願と十八願の一部です。
設我得仏 十方衆生 至心信楽 欲生我国 乃至十念 若不生者 不取正覚 唯除五逆 誹謗正法
(意訳)私が仏になったならば、どんな人も私の与える信楽の信心を獲て念仏を称える者が、もし私の真実の浄土へ往生できぬことがあれば、私は仏の座を捨てよう。唯、五逆罪と正法を謗る者とは、除く。

他力とはみずからの力によらないで,仏・菩薩の力によって救われること,とくに阿弥陀仏の四十八願,別しては第18願による救済をさす。
浄土教では浄土門・念仏行を他力とし,聖道(しようどう)門・余行を自力(じりき)とする。
また他力を他力本願の意とし,本願によらないものを自力とする。
と説かれています
先の浄土に行く方法の2つの方法 1の自力で 2が他力本願と言うことですね

悪人正機(あくにんしょうき)は、浄土真宗の教義の中で重要な意味を持つ思想で、「“悪人”こそが阿弥陀仏の本願(他力本願)による救済の主正の根機である」という
阿弥陀仏が救済したい対象は、衆生である。
すべての衆生は、末法濁世を生きる煩悩具足の凡夫たる「悪人」である。
よって自分は「悪人」であると目覚させられた者こそ、阿弥陀仏の救済の対象であることを知りえるという意味と解釈できる

悪人とは 阿弥陀仏の光明に照らされた時、すなわち真実に目覚させられた時に、自らがまことの善は一つも出来ない悪人であると気づかされ その時に初めて気付かされる「悪人」と言う意味。

って事は 善人とは すべての人の本当の姿は悪人だと言われているから、「善人」は、真実の姿が分からず善行を完遂できない身である事に気づくことのできていない「悪人」 気付いて無いだけの人・・・・

まだまだこのお話 仏事のお話は続くのだけど・・・・ 割愛しますね・・・また機会があれば・・・

で、思う事は 要は生きているだけで悪行であると言うこと・・・・
食べて行くために、生き物を殺生する訳だし 生活費の為に働き欲が出て煩悩だらけ・・・・
生きてゆく中で人との関わりでも 本音 建前・・疑ったり・・愚痴・・色々と思う事さえ 悪行
何をやっても 考えても・・・・・悪行三昧・・・ なんか悪代官みたい・・・笑

仏の道? 出家して僧侶・・・・浄土にへ行く方法の1つにもあるけど・・・・ね〜

他力に頼る為には・・・ご縁しか無い! 親鸞聖人の様な方に出会うしかない・・・・
その為には 寝ても覚めても 南無阿弥陀仏を唱える・・・
そして、この全ての悪行を少しでも減らせる術はないかな・・・と考え

先ずは 物事に対する執着を可能な限り捨て 煩悩を減らす生き方 自然と共生する生き方 昔ながらの生き方
農家になり 稲作や野菜の種をまき、農薬や肥料を使わない自然栽培で育て 自給自足・・・とまでは行かないけど・・・ぼぼの生活

そして 今までの悪行の懺悔? 少しでも悔いるために 精進には程遠いけど・・情けの回し向け
災害時の時 大難が中難 中難が小難になる術を、一人でも多くの方に伝え 啓蒙すること

これが 今の生き方です 

posted by 腕白おやじ at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年09月15日

この時期・・7年前の事を思い出す

7年前の今頃の事を 時々思い出す
新規就農に挑み 八方塞で意気消沈していた頃だ 7年前の9月

ドッグランのお客様の好意で 愛犬と一緒に結婚「パーティー」

母ちゃんには内緒で計画して来たイベント 楽しい一日に成り 活力にも成った 絶対に良い方法を見つけ 実現してやると・・・ 強い決意をした日だった・・・

そもそもは その年の年頭に 以前から考えていた 平時の準備「今年の指針」 
災害に強い? 災害時でも大難が中難 中難が小難になる生活環境の構築を 今年は取り組むと年頭の決意とした事だ

2011年の東北震災 そのご2013年に発せられた環境省の指針「災害時はペット同行避難」だが 実際に避難所に愛犬を連れて避難しても 一緒に生活できる訳でもなく 同行避難じたい可能なのか不安だった

自助 愛犬と一緒に避難するには 自分で災害時の対策を考えるしかない・・・
現在のドッグランは借地 自分の所有する土地ではない 何時追い出されるかわからない 借地での工作物も限度が有る
その頃の自宅を売却し 比較的安価な郊外の土地を購入して移住するにも ドッグラン併設の敷地を購入する予算にもならない・・・・なす術が思い浮かばなかった・・・

そんな時 高校からの同級生の一宮市議 高橋一君が 知人を紹介してくれた その時の話しの中に 今でこそレジャー施設で有名な「芝政」は 芝の栽培農園だという事だった
それから 同様の施設を検索する中 見つけたのが 葡萄農園で収穫時期以外 棚下を活用し 愛犬と遊べる空間を提供している 画像だった・・・・・・
これだ!と思った瞬間でした。

この後は もう無我夢中だったね〜
農業振興課に幾度と訪問・・・・しかし 門前払い まともに話も聞いてくれない状況
新規就農相談センター 農業をはじめる.jp 色々な所に 相談もした
本気でやる気があれば 誰でも就農は可能・・・と言う回答
しかし 農地の取得には愛知県知事許可が必要 その為には農業者台帳に記載された 農家資格者が必要・・
その資格を得るのは 地元の農業委員会(農家さんの代表者)の面接で農家の仲間として認めて戴く必要が有る・・・・
これらは 地方により地域により異なる・・・過疎の村では就農者を求めているから 色々と恩恵が有る 
しかし 一宮市の様に粗7割が消費農家で 新規就農には難色を示す地は 保守的で閉鎖的
農地を守る為(農地転用売却など)に 親からの継承者 担い手 農業法人(確実に継続農業が認められる対象者)しか 認めない・・・・

この時思ったね〜 親や先代から農家の家庭は 例え農業を続ける意思が無くても 農業者継承者として就農が可能
更に農業継続の為の副業 農地の一部を他の目的で使用 農地併用の施設(娯楽施設も含む)等は認められている

新規就農と志 断念し廃業 農地を転用して売却・・・と言う行為が 昔横行(悪徳不動産業者が意図的に斡旋していた様だ)した事から 新規就農者に対する信頼が無いから なお更厳しい・・・
新規就農に必要な最低耕作面積20a(2反)では 生計を立てる事は無理だからね 農業を生業にするには1丁(10反)は必要といわれている

私の様に20aで何が出来る・・・?・・・と言う事だね 
余程 特殊な作物を育て 市場販売が可能で 一般的な平均所得を得られる 農業計画が必要と言う事だ 

考えたよ〜笑 この基準を逆手にとって・・・・
20aで生計が立てられる計画 農業があくまでも主で、それを補う農業に関連が有る副業で 平均年収を得られる事業 農業6次化事業計画(1生産+2加工+3販売)とサービス業を含む農業計画
更に 継続しなくてはダメ 事業拡張 進化させられる営農計画が必要 農地の受託管理とシェア農地を含む事業計画・・・営農計画

農業委員会の役員さんが登庁する時 事前相談面談を取り付け 上記資料を持ち込み 自己談判・・・・・

ヒントを思いつかせてくれた 一宮市議高橋一君とお知り合いの方
私の計画に賛同して頂いた 今は亡き農業委員会の役員さん・・・
農地の取得に 全面的に協力を頂いた 水政建設不動産の仲人さん
皆さんの協力なくしては ご尽力無くしては 叶わなかった事と思います 
皆さんに感謝しかありません 本当に有り難うございました

そして この思いを後押ししてくれた 愛犬家の皆さん パーティーの計画をしてくれた皆さん
母ちゃんの笑顔が 愛犬達の笑顔が 最大のパワーとなりました
本当に有り難うございました。

毎年9月のこの時期は忘れられない日です・・・


−−−−−−−−【 お 知 ら せ 】−−−−−−−−−−
N.A.W 腕白農業研修会
(Naughty Agriculture Workshop)

農業体験者、農業研修(就農希望)の研修生を募集中
お気軽にお問い合わせ下さい
興味の有る方は 直接農園にご来園いただき 農業(菜園・耕作・就農など)について 夢や希望をお聞かせください
来園希望される方は 農園の開園時間内であれば 特に事前連絡は不要です。
火・水曜日(定休日)を除く平日は お昼12時〜午後4時まで 土日曜日祝日は 午前10時〜午後2時頃まででお願いいたします、尚 雨天日は休園しています。 
来園が難しい方 ご意見やお問い合わせは こちらのお問い合わせホーム でお知らせください

但し、腕白ファームでは 「体験農園」の参加者を募集していますが 一般的に公開、開放、公募された「賃貸借様式の市民農園」ではありません
あくまでも 農業体験、研修、実習を目的とした施設で 腕白ファームの会員者様、農業研修会参加会者様の限定施設となりますのでご注意下さい。 


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posted by 腕白おやじ at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2022年09月14日

ぼぉやっき〜

60歳を過ぎ、最近・・何事にも根気が無くなって来てる・・・
根気と言うより、やる気が無くなって来ているのかな・・
ぼちぼち 自家消費程度の 田畑作業が良いのかな・・・

想像から創造
create from imagination
初志貫徹・独立独歩・開物政務
魅力とは与えて生じ 求めて滅する
来るもの拒ます 去るもの追わず
情けは人の為にならず 

・・結果を求め過ぎ? なのかな・・・?

「情けは人のためならず」とは、新渡戸稲造(にとべいなぞう)が作った詩の一部分
出典:『[新訳]一日一言:「武士道」を貫いて生きるための366の格言集」 新渡戸稲造著』
「4月23日“恩を施しては忘れよ”」の全文は・・・

「施せし情は人の為ならず おのがこゝろの慰めと知れ
我れ人にかけし恵は忘れても ひとの恩をば長く忘るな」

情けは他人のためではなく自分自身のためにかけるものだ。
だから自分が他人にした良いことは忘れてもいい。
でも、人から良くしてもらったことは絶対に忘れてはいけないよ、という意味。

一般的には「情をかけておけば,それがめぐりめぐってまた自分にもよい報いが来る」とい解釈
これは、新渡戸稲造の詩を元ネタに、読み手の教訓になるように改変されたらしい。

「情けは人のためならず」の本当の意味は、
情けは、自分の精進のためにかけるものであって、見返りを求めるものではない。
ということになるかな?

見返りは求めていないと思っていたが やはり結果を求めて居たんだと思う

災害に強い生活環境、愛犬と暮らすのんびり生活 老後の生活を思い描いた・・「想像」
具現化するために 新規就農に挑み 難関を乗り越え農家資格を取得
750坪の農園 150坪の自宅に移り住んだ・・・「創造」

この経験から・・・・
大規模災害に遭遇した時 大難が中難 中難が小難になれば 少しは焦らずに済むから 自助法 平時の準備は大切だよ〜 愛犬と暮らす方は特に 普段から準備をしておく事は大切だよ〜〜と、約10年・・啓蒙活動をして来た

更に 災害時に大難が中難に、中難が小難に成る様に 生活環境を変る為 農家資格を取得して農家になった事で・・・・・今迄 見えていなかった事が沢山見えた 
農業に関心が沸き 化肥料・農薬の危険性 放置農地 高齢者農家 新規就農・・様々な問題が有ると気付いた 就農から6年・・活動や啓蒙をして来た・・

しかし 何も出来ていないのでは・・・何をやっていたんだろう・・・ と、最近つくづく思う
反応は薄いけど それなりに伝わっているんだろうか?
伝わっているだろうか・・・・と 思うこと自体 有る意味 見返りを求めている事になるのか?

無償の愛・・・同様に 与え続ける 発信続ける事に意味が有る 続けていれば良いのか・・・

「情けは、自分の精進のために かけるものであって、見返りを求めるものではない」
お陰さまで 活動を続ける毎に 新たな気付きや 発見は有り自分の為には成っている それは実感できる それで良いじゃん・・・

多分 守りたかった 愛犬達が天命を迎え 居なく成った寂しさが・・そう思わせて居るのかも・・やる気になれない・・そうさせているのかも・・
誰の為でも無い 嫁さんや愛犬達の為にしてきた事だから  

あの世に旅った愛犬達 来世は人に生まれ変わろうとしている 既に生まれ変わって居るかも知れない・・・
そう思うと 伝えなくては・・・何処に居るのか解らないから 人なのか もう一度犬なのか・・も 

最近・・・・農園フィールドに 幼少(赤子)の子供さんや パピー犬が 良く来る・・・・
若しかして 愛犬達の 生まれ変わり?

おぎゃ〜と生まれる瞬間 魂は前世の記憶を無くすと言われている(稀に少し残る事も有るらしい) 
気のせいかも知れないが・・・何か伝わるものが有る・・・
若しかして・・・と

天上界から 現世の世界 母体の中に飛び込む魂は その瞬間までは前世の記憶が有る きっと私の傍に飛びこんで居る筈 必ず傍にいる・・・
伝え続けなくては・・・ 



posted by 腕白おやじ at 07:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記