腕白ファームは 果実園と愛犬の児童館の複合施設です。
パパやママが ゆったりと寛げて 楽しい笑顔に成ると
 愛犬達も安心して 穏やかになります。
ドッグフィールド腕白を 更に進化させた施設 テラスカフェ 果実産直のお店 腕白ママのワッフル もっと楽しく もっと寛げる空間の提供を目指しています。

  
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2021年09月24日

無農薬米がウンカなどの虫や水害に強い理由とは?

JAcom農業共同組合新聞 6月10日でも 今年もウンカ被害が心配と記事にしている
昨年も腕白地方でも あちらこちらにミステリーサークルがありました・・・ウンカによる稲枯れ被害です
お蔭様と 腕白農園は全く被害はありませんでした。

今年も今の所大丈夫です 元気に育ち稲穂が垂れて来ています。

腕白農園は無農薬、無肥料(有機肥料も使用していません)
唯一使用しているのは EM菌ぼかしと、活性液だけです

昨年・・・不思議だと色々調べて 驚きでした
ウンカ被害にあわなかった理由が何と 無農薬、無肥料栽培のお陰だったのです

ウンカは6月〜7月の梅雨時に東シナ海で発生する南西風(下層ジェット気流)で(ベトナム、中国南部から)飛来
稲の生長と共にウンカも成長し 稲の栄養を吸汁し発育不良となり 稲が枯れてしまうのです。

農協指定の農薬にはウンカ対策も入ってはいますが 年々農薬に強いウンカが発生
更に 化学肥料でウンカはすくすく育ってしまう・・

しかし 無農薬栽培の田圃には ウンカの幼虫〜成虫を食べる天敵が沢山います
幼虫(土の中や水の中)が栄養とする肥料も使っていないので 数も少ないから 田圃の中の虫達が駆除してくれるんですね 
生き残り成虫になっても・・・田圃の大様 オニヤンマがやっつけてくれます

そして 更に無農薬、無肥料の田圃の稲は 栄養を得る為に深く広く根を張り 強風や冠水にも強い根を持っているから 倒れない!

無農薬、無肥料の田圃は虫達との共生が大切なのです

自然栽培をされている方の田圃は被害が殆ど無いそうですが・・・
腕白農園は自然栽培ではなく 昔ながらの栽培方法(昭和初期 農協設立前の頃)をしています。

田植え後は 小まめにタニシ(ジャンボタニシ)を拾い用水に戻します 幼苗を食べられないように
稲が大きく育つ頃には タニシ拾いは止めます それは雑草の芽を食べてくれるからです。

畦の草刈りも 稲の生長に合わせ 草刈をしたり 止めたりします
田植え後から中干し頃までは まめに草刈をします 害虫が寄らないように 
稲穂が出始める頃からは草刈を止めます 稲穂が出る頃に草刈をすると虫達は稲に移動するからです、稲の天敵はカメムシですからね・・
稲穂が垂れ色付いたら また畦の草刈をします

稲刈りと同時に 来年の準備が始まります 蓮華草又はヘアリーベッチの種まきです

田植え前の耕作耕転まで 蓮華草やヘアリーベッチで田圃の表層を保護 余分な雑草を生やさない
蓮華草やヘアリーベッチは稲に必要な養分 窒素の補充にもなるし 葉をすき込むことで緑肥になりますからね

そしてもう一つ 今年からの試み 水や土の浄化作用が有ると言う 真菰の栽培です

真菰の茎部分が肥大したマコモタケは美味しいし 葉は、焙じ茶にすると美味しい 葉をそのまま風呂水に入れると 良いとも聞いたので 入れています・・

真菰は稲にも良いし 私達 人にも良いから 最高だね・・・笑


−−−−−−−−【 お 知 ら せ 】−−−−−−−−−−
腕白ファームでは 市民農園菜園利用方式、体験農園(主に腕白農園が耕作する農地で指導を受けながら栽培する市民農園)を設けています
農に興味の有る方は 栽培を楽しみたい方は ご相談ください





また 放置無耕作農地の 農地維持管理の依受託(小規模農地半反以内)も受託管理しています
農地の管理が出来ない 親からの相続農地で耕作予定がない方はご相談ください
但し 管理可能な農地は 腕白農園より移動徒歩30分以内 車で10分以内となります

現在 広域の農地管理が可能になる様 協力者を求めています。

N.A.W 腕白農業研修会(Naughty Agriculture Workshop)では
 農業体験者、農業研修会の研修生を募集中
お気軽にお問い合わせ下さい

★ 申し込み方法
可能な方は 直接ご来園いただき 農業(菜園・耕作・就農など)について 夢や希望をお聞かせください
来園希望される方は 農園の開園時間内であれば 特に事前連絡は不要です。
火曜日(定休日)を除く平日は お昼12時〜午後4時まで 土日曜日祝日は 午前10時〜午後2時頃まででお願いいたします、尚 雨天日は休園しています。 
来園が難しい方 ご意見やお問い合わせは こちらのお問い合わせホーム でお知らせください
審査の上 腕白ファーム会員の入会、農業体験者、研修生のお知らせを致します。

但し、腕白ファームでは 「体験農園」の参加者を募集していますが 一般的に公開、開放、公募された「賃貸借様式の市民農園」ではありません
あくまでも 農業体験、研修、実習を目的とした施設で 腕白ファームの会員者様、農業研修会参加会者様の限定施設となりますのでご注意下さい。 


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posted by 腕白おやじ at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2021年09月15日

秋の農作業・・仕込み

今年はよく雨が降りましたね〜
お陰様と 白無花果が沢山採れました
まだ 粒は沢山付いているけど・・もう熟しては来ないかな・・今シーズンはお終いですね

白無花果
株が随分大きくなって 上段が採りにくく成って来たので 思い切ってがっり剪定ですね
昨年の剪定した枝を挿した苗木も 数本値付いたので 今年も剪定枝を数本挿そうと思います。

秋植え(蒔き)・・冬採れ、春採れ野菜も準備中です
私の畑は いわゆる昭和初期(1947年に農協法が制定される前)の栽培方法をしています

農協は終戦(1945年)後 復興の目玉政策ともいえる
戦争で放置された農業を立て直し、食の安定性を目指す為に、農薬や肥料を効果的に使用し 収穫量を増やす為の政策ともいえる
勿論 復興高度成長期に農家を守る、支援すると言う志でもあったけどね・・・
しかし・・・農薬や化学肥料の基準は・・色々と改正され安全には成って来てはいるけど・・
諸外国では使用禁止の薬剤が未だに使用されているのも事実ですね

腕白農園では新規就農時は、なにせ素人・・初心者だったから 単純に有機栽培を心掛けた・・
しかし 有機農法にも色々と落とし穴がある・・
自然農法も一部で流行って来てはいるが 雑草との共生・・収穫量は随分落ちる
と言う事で、腕白農園は無農薬、無肥料の昭和初期の 昔ながらの栽培方法を模索してきた

昔ながらの栽培方法
先人の知恵は凄い・・
雑草との共生は野菜栽培の耕作地が限られる・・雑草を根と茎の境で刈り取り 土に戻す=緑肥
ビニールのマルチを 藁で代用・・栽培中に腐り培養肥料になる
その地で育った植物をそのままその地に返す 自然の循環 サイクルですね

雑草や藁を耕作地に置くと 土に面した部分に菌糸が発生 自然の培養肥料になる
米糠や藁には天然の酵母がいる 先人はそれらを有効に活用して栽培していた訳ですね

自然酵母の中の 発酵玄米アミノ酸酵母菌は植物栽培に最適な善玉菌
有効な酵母菌は沢山あり それら有用微生物群(effective microorganisms、EM)EM菌と言う
米糠のぼかし肥料 発芽玄米の培養 米のとぎ汁で作るEM菌活性液は万能な 農薬であり肥料となる

EM菌培養中
我が家では定期的にこのEM菌を培養して作っています
発酵培養に適した温度は・・・お風呂のお湯が最適・・・(笑)




−−−−−−−−【 お 知 ら せ 】−−−−−−−−−−
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posted by 腕白おやじ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記

2021年09月12日

稲作3年目 新米農家

新規就農 農家になって5年目 お米作りを始めて3年目・・新米農家です・・

新人の事を、新前とか「新米」・・・と言いますよね
年の秋 稲刈り籾摺り精米したお米も「新米」と言いますよね
お米の新米は、その年のお米なので、12月末までに精米し袋詰めされた物を言うようです。
人の新米は、入社初年度・・・広い範囲で言えば 未熟者なので・・・
仕事職人で言えば「石の上にも三年」と言うから  3年未満かな・・・(笑)

稲の花って見た事ありますか・・
稲は花弁のない植物です 葡萄も花弁の無い植物です。
籾殻が開いて 雄しべ、雌しべが伸びて受粉します 
受粉すると籾殻が閉じて、雌しべの元が膨らみ、乳液が溜まり固まるとお米になります
乳液が入る袋(カプセル)が糠と言う事になりますね

稲の花

稲穂
出穂〜受粉後は深水にして 十分水を吸収させます
花が終わり 籾が膨らみ 硬く成ってくると 穂が重みで垂れてきます 



水位ゲージ
出穂から30日ごろ、 登熟期間は間断かん水にします、
間断かんがいは、根に必要な水分や酸素を補給するために行います 
水が減ったら入れる為に 水位ゲージを取り付けています。

初めての栽培から 年毎に穂の数が増えてきている感じがします

愛知のかおり

餅米

変異種
他の稲に比べ 出穂が20日位早く 既に緑から金色に変化している 稲穂株が1株だけあります
稀に 他の種籾が混じる事もあるし 変異種(交配前の原種に近い物)が出る事があります
DNA遺伝子を調べてるると判るらしいです
若しかすると 特異種が見つかる事もあるそうです・・(笑)

このまま 順調に生育してくれれば 今年は昨年を上回る 豊作かも・・

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posted by 腕白おやじ at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 奮闘記